2023年10月7日~8日に岡山コンベンションセンターで開催された第53回日本腎臓学会西部学術大会において、医学部小児科学教室の藤井裕子助教(准)が、「微小変化型ネフローゼ症候群モデルラットにおける尿蛋白増加と糸球体ミトコンドリア障害の関連」を発表し、優秀演題賞を受賞しました。
モデルラットによる基礎研究により、小児に多く、原因不明とされている微小変化型ネフローゼ症候群の病勢に、ミトコンドリア障害が関連している可能性を示した演題です。
既存の研究においてあまり着目されていなかった両者の関連の可能性を示したことが評価されました。