医学部口腔外科学教室の大学院生、大道麻由先生が、2023年5月12日から13日に岡山コンベンションセンターで開催された第77回日本口腔科学会学術集会で、「出産前後の母親の唾液細菌叢の変化に関するメタゲノム解析」について新人賞受賞講演を行いました。今回の発表は次世代シークエンサーを用いて，出産前後の母親の唾液細菌叢を評価し、その変化を特徴づけたものです。今回の受賞は、本学の衛生学・公衆衛生学教室、産婦人科学教室、微生物学・感染制御学教室との共同研究として、2018年6月から開始したOral Microbiome Prospective Unicenter Cohort Study of Mother and Children (OMPU-CS)の研究成果であり、今後の細菌叢研究の発展に繋がるものとして研究の展開が期待されます。
