教員からのメッセージ 谷水名美



谷水 名美
 准教授
■ 専門分野/急性期成人看護学分野

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【自己紹介】

私が「看護師になりたい」と決断したのは、高校3年生の夏でした。それまで目指していた道とはずいぶん異なる、大きな進路変更を行ったことで周囲の人たちを驚かせました。無事、大学へ入学し、卒業した後は大学病院の外科・ICU病棟で看護師として勤務しました。そして、本大学の看護学部が開設した時に大学教員としてのスタートをきりました。進学などのために一度本学を離れましたが、縁あって2025年4月から再び着任しました。懐かしい環境で、学部生・院生の皆さんと共に学び、共に高め合えることを楽しみにしています。ふとした瞬間に、高校3年生の決断時に抱いた初心を思い出しますが、今でも私の原動力になっています。

【臓器移植に関わる人たちのWell-Beingを目指す】

大学の学部生の時から臓器移植看護に興味・関心をもち、関連する研究テーマに取り組んできました。臓器移植とは「病気や事故によって臓器の機能が低下し、移植でしか治らない人に、他の人の臓器を移植し、健康を回復する医療」を指します。誰かの善意による臓器の提供はもちろんのこと、社会の理解と支援があって成り立つ医療です。生命の危機的状況を経て移植手術を行った患者さんやそのご家族、あるいは臓器を提供された方、そしてその方々を支える看護職にとって、よりよい支援の提供やシステムづくりを探究しています。

【学生さんへのメッセージ】

病院で出会う患者さんにはそれぞれの生きてきた歴史や背景があり、大切な人たちがいます。検査や治療のために一時的に入院していますが、家族にとっては唯一無二の存在です。手術を受ける患者さんの場合、心身の痛みやつらさを理解し、早く元の生活に戻れるよう支援することなどが看護師の役割として求められます。そのためには、必要となる看護学の知識や技術を身につけることはもちろんのこと、それ以外にも学部生・院生だからできることにチャレンジをし、経験を積みながら豊かな感性も磨いていってほしいと願っています。また、専門性の異なる経験豊かな学内教員との積極的なディスカッションを通して、お互いに刺激し合いながら、ともに成長し続けていきましょう。