2019年度医療統計レクチャー(中外製薬共催)

「バイオマーカー情報を活用したがん臨床試験のデザインと統計解析~基礎から最近の動向まで~」

日時 2019年11月27日(水) 17時~18時00分
会場 大阪医科大学新講義実習棟1階 P101教室
講師 野村 尚吾 先生(国立がん研究センター 研究支援センター 生物統計室)
参加者 37名

大阪医科大学・中外製薬共催で医療統計レクチャーを開催致しました。

今回は最新のがんにおける臨床試験のデザインと統計解析をテーマに、国立がん研究センターの野村尚吾先生より、ご講演を頂きました。

がんの臨床試験は遺伝子情報などのバイオマーカーにより治療効果が異なるため、新しい試験デザインの時代に突入しています。バイオマーカー情報を用いたがん臨床試験におけるデザインについて、アンブレラ試験や、プラットフォーム試験、バスケット試験など、多くの実例と共にご紹介いただきました。また、これらの試験デザインにおいて必須となってくる疾患レジストリの可能性についてもお話いただきました。

参加者からの活発な質疑応答もあり、本テーマへの関心の高さが伝わりました。

今後も最新の研究デザインや統計解析に関するセミナーを企画していきます。