第2回医療統計セミナー「基礎から学ぶ臨床試験の計画と実施」

日時 2018年11月22日 17時半~19時
会場 大阪医科大学新講義実習棟1階 P101教室
講師 五所 正彦教授(筑波大学 医学医療系 生物統計学)
参加者 51名

第2回医療統計セミナーを開催致しました。
今回は「基礎から学ぶ臨床試験の計画と実施」をテーマに、筑波大学・医学医療系・生物統計学の五所正彦教授より、ご講演を頂きました。

臨床試験の計画・実施の上で必須となる、ランダム化、アウトカムの設定、サンプルサイズ設計についてご講義いただきました。
ランダム化の重要性や種類、また実際にサンプルサイズを設計する際の方法や注意点について、実例を挙げてわかりやすくご説明いただきました。
後半は応用編として、希少疾患などの小標本臨床試験を計画する際の骨子となる点およびデザインについて、こちらも事例を交えてご紹介いただきました。本学においても、小標本臨床試験は企画されることが多いため、有意義な内容でした。

事後アンケートでも、満足度が非常に高く、具体的でわかりやすかった、今後の研究に活かすことができそうといった声を数多くいただきました。

第1回、第2回とご参加いただいた皆様より、どんなセミナーをしてほしいか、多数の意見を頂いておりますので、今後も研究に活かしていけるようなセミナーを、企画していけたらと思います。

本セミナーの動画や資料は学内の教職員及び大学院生の方限定で、本学e-learningシステムELNOにて公開されています。