2027年4月より認定看護師教育課程(B課程)として開講する「がん薬物療法看護分野」および「緩和ケア分野」の受講生の募集を開始します。これにより、がん医療の高度化・複雑化に対応できる専門性の高い看護師の育成を推進します。
これからの医療における認定看護師の重要性
近年、がん治療は分子標的薬や免疫療法の進展により飛躍的に高度化しています。その一方で、治療は長期化し、患者さんの生活の質(QOL)や意思決定支援、さらには身体的・精神的苦痛の軽減といった多面的なケアの重要性が増しています。
こうした状況において、専門的知識と高度な実践能力を持つ認定看護師は、以下の役割を担う存在として不可欠です。
こうした状況において、専門的知識と高度な実践能力を持つ認定看護師は、以下の役割を担う存在として不可欠です。
- 複雑ながん薬物療法の安全管理と副作用マネジメント
- 患者・家族への意思決定支援
- 多職種連携の中核としての調整機能
- 早期からの緩和ケアの実践
開講の意義:大学病院一体型教育による実践力の強化
本学が本課程を開講する最大の特長は、大学・病院・研究機能が一体となった教育環境にあります。
1. 高度医療の現場に直結した教育
大学病院では最先端のがん医療が提供されており、実臨床に基づいた実践的な学びが可能です。教科書的知識にとどまらない「現場で使える判断力・対応力」を養成します。
2. 研究と臨床の融合
大学としての研究基盤を活かし、エビデンスに基づく看護実践を重視。変化の早い医療に対応できる“学び続ける力”を育成します。
3. 地域医療への波及効果
育成された認定看護師は、地域の医療機関において指導的役割を果たし、医療の質の底上げに寄与します。本課程は、地域包括ケアの質向上にも貢献するものです。
教育課程の概要
開講時期:2027年4月
課程区分:認定看護師教育課程(B課程)
分野:がん薬物療法看護
緩和ケア
目的:高度ながん医療に対応できる実践力・指導力・調整力を備えた看護師の育成
大阪医科薬科大学は、本教育課程の開講を通じて、がん医療の質向上と患者中心の医療の実現に貢献してまいります。また、専門職教育のさらなる充実を図り、次世代医療人の育成拠点としての役割を強化していきます。