帝人株式会社、福井経編興業株式会社、大阪医科薬科大学は、このたび、共同開発した心・血管修復パッチ「シンフォリウム」に関して、第58回「市村産業賞」において功績賞を受賞しました。
「市村産業賞」は、昭和 38 年4 月29 日に実業家の市村清氏が紺綬褒章を受章したことを記念して創設された 「市村賞」のひとつで、優れた国産技術を開発することにより産業分野の発展に貢献し、顕著な功績をあげた技術開発者に贈呈される賞です。
今回の受賞テーマは「小児心臓手術における再手術のリスクを減らす心・血管修復パッチ」であり、心・血管修復パッチ「シンフォリウム」の開発に携わった帝人株式会社、福井経編興業株式会社、大阪医科薬科大学の3機関が受賞しました。 3機関は、 先天性心疾患患者における再手術のリスクを低減し、患者および家族の心的負担の軽減やQOL向上に貢献する心・血管修復パッチ「シンフォリウム」を産学官連携により開発したことが評価されました。また、社会的な必要性が高い一方で患者数が少なくかつ高度な設計技術が求められるために開発への参入が限られている小児用医療機器分野において、今回の3機関の取り組みが子供を救う治療技術革新の先導的な事業化モデルとなる点も評価されました。