帝人株式会社、福井経編興業株式会社、大阪医科薬科大学はこのたび、共同で開発した心・血管修復パッチ「シンフォリウム」について、第8回日本医療研究開発大賞「健康・医療戦略担当大臣賞」を受賞しました。
この賞は、日本のみならず世界の医療の発展に向けて、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献を果たした事例に対して功績を称えるもので、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者などのインセンティブの向上を目的に2017年度から設けられています。中でも「健康・医療戦略担当大臣賞」は、特に顕著な功績が認められる事例に対して授与されます。
今回の受賞テーマは「心臓病の手術を受ける子どもたちと共に生きるハイブリッドニット」で、先天性心疾患の治療における「再手術のリスク低減」という世界初のコンセプトを着想した大阪医科薬科大学の根本慎太郎教授を筆頭に、帝人株式会社、福井経編興業株式会社の三者で受賞しました。心・血管修復パッチ「シンフォリウム」を、事業化から逆算した開発計画と産学官連携により上市を実現し、さらに海外展開も進めている点が評価されました。また、社会的必要性が高い一方で、収益性の低さや高度な技術が求められるなどの理由から敬遠されがちな小児医療機器開発において、先導的な役割が期待できることも高く評価されました。


