生理学教室の江頭良明助教らの論文がSociety for Neuroscience(北米神経科学会)の機関紙であるJournal of Neuroscienceに掲載され、This Week in the Journal コーナーでその号のハイライトとして紹介されました。
神経細胞は伝達物質と呼ばれる化学物質を細胞の外に放出してお互いに情報をやり取りしますが、その放出のメカニズムについては長年論争が続いていた未解決の問題がありました。この論文では、実験系としてゼブラフィッシュという透明な小型の魚類を用い、その生きたままの個体中の神経系で起こる情報伝達の様子を可視化することで一定の結論を出したことが評価されました。
https://www.jneurosci.org/content/42/17/3511