【第12報】新型コロナウイルス感染拡大に伴う本学の基本方針及び教職員・学生の行動指針について

2020年10月27日

大阪医科大学
教職員各位
学生各位


大阪医科大学
学長 大槻 勝紀


 
【第12報】新型コロナウイルス感染拡大に伴う本学の基本方針及び教職員・学生の
行動指針について
(第12報対象期間:2020年11月1日~11月30日)
 
 
本学では、医学部生並びに附属病院医師の新型コロナウイルス感染を受けて、感染防止に関する取り組みを強化してきました。取り組みが功を奏し、学内での感染拡大は見られないため、基本方針を以下の通りとします。
11月以降も引き続き、3密を回避するための取り組みを徹底したうえで、対面による授業(以下、「面接授業」という。)を実施し、遠隔授業と併用して授業を行います。
 

1.基本的学部共通事項

1) 学生の正課外活動について

①会食について

学内だけでなく、学外でも、学生同士あるいは学生と学生関係者(友人など)との密な集まりを禁止します。特に、感染リスクのある場所(下記例示)への出入りを厳禁します。
 ・居酒屋、バー、ライブハウス等の飲食店
 ・パチンコ店、ネットカフェ、雀荘等の遊興施設
※なお、上記事項に反する行為・行動が確認された場合には、大阪医科大学学生等懲戒規程による処分の対象とすることがあります。

②クラブ活動について

3密回避・感染防止対策に関する計画書を遵守することを条件に活動を認めます。外部団体との交流(試合や合宿など)は、3密回避を含む具体的な実施計画書を医学学生生活支援センター長に提出し、内容確認のうえ3密回避の対策が十分であると認められる場合は、学長が実施を許可します。なお、活動前・後、交流前・後の会食等は、学内・学外を問わず、対象期間において、一切禁止します。
新入生等への入会・入部勧誘活動は、勧誘活動中はもとより、活動前・後の徹底した3密回避の取り組みを前提に、面談や集会などでの実施を認めます。なお、会食などを伴う勧誘活動は、学内・学外を問わず、対象期間において、一切禁止します。
正課外活動、外部団体との交流、入会・入部勧誘活動などに参加する場合は、検温、体調チェック、適切な休息、活動の中止など、医療職を目指す学生らしい、十分な自己管理を行うことを要請します。

2) 学生のアルバイトなどについて

期間中の学生アルバイトは、以下の条件を満たすことを前提として、感染予防に十分に留意すること。
①感染リスクが高い遊興施設ではない
②3密回避、マスク着用、社会的距離、手洗いなど必要な感染拡大対策が実施されている
③アルバイトによる収入を遊興費を除く生活費や学費・書籍代などに充当する必要がある
④感染した場合、追跡が可能な方策(新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Applicationなどをインストール)をとっている
⑤合理的にやむを得ないと判断された状況以外で感染した場合は自己責任となることを理解している

3) 学部オープンキャンパスについて

引き続き、予約制の学内施設見学及びオンライン個別相談会を実施します。
①学内施設見学(予約制)
・1組3名を上限とし、所要時間は40分程度とする。
・週3日、1日2組の予約を受け付ける。
②オンライン個別相談会(予約制)
・希望があれば随時受け付ける。

4) 学生の定期健康診断について

学生の定期健康診断については、各学部での時間割等を勘案し順次実施しています。
なお、就職試験などで健診結果の提出を求められた場合は、保健管理室に相談してください。

5) 教職員及び学生の海外渡航について

引き続き、感染拡大防止の観点から、海外渡航は全面的に禁止します。なお、海外から帰国した者は、2週間の自宅待機を指示します。

6) 学内での学会、研修会及び勉強会等について

大学関係者あるいは学外者が主催する、会場として大学の講義室や教室を利用する学会、研修会、勉強会等については、以下の事項を条件として実施を許可します。
・会食を伴わないこと
・会場の収容定員の50%程度の参加者数であること
・事後に参加者の名簿を提出すること

2.医学部に関する事項

講義及び実習関係について

1) 講義・実習に関する方針

①昼食(昼休み)を挟む時間割設定を行う。各学年の昼食会場を設定する。
②面接授業においては、2つ以上の講義室(学Ⅰ講堂-学Ⅱ講堂、P301-302)を用いて座席指定により行う。
③面接授業の他、遠隔授業及び課題等を活用し、学習機会の確保に努める。
④試験においては、2つ以上の講義室を用いて行う。

2) 感染対策についての方針

①学生および教員のマスク着用を必須とする。場合によりフェイスシールドの着用も行う。
②各教室前に手指消毒剤を設置する。
③可能な範囲で教室の換気を行う。
④面接授業前に健康チェックを行う。その対応は保健管理室のマニュアルに従う。
⑤実習における対応は、上記に加え、実習ごとに対応策を検討・実施する。
⑥臨床実習(5年生)は、附属病院および各教室(各診療科)の方針に従う。

自学自習室の貸し出しについて

医師国家試験に向けて、新講義実習棟の小部屋を6年生に限り貸し出します。運用方法については、別
途、ユニバーサルパスポートで周知します。なお、例年行っている学生ごとの部屋への割り当ては行い
ません。


3.看護学部に関する事項

1)講義形態はハイブリッド型授業を基本とし、演習科目は全員登校で2つの教室と講堂を使用して面接授業で行います。
2)実習科目は、感染予防を徹底したうえで臨地における実習を基本とします。
3)4年生は、外部施設での実習や授業で大学に登校する際にはチューターあるいは科目責任者の指示を仰ぐこととします。
4)昼食は指定の場所でとってください。

4.医学研究科に関する事項

3密回避の条件下で可能な限り面接授業とする。ただし、勤務先の方針等により登校が困難な学生に対しては、遠隔授業の併用等を配慮する。

5.看護学研究科に関する事項

1)感染予防対策を徹底したうえでの面接授業を基本とし、場合によって遠隔授業を実施します。
2)研究及び実習(高度実践コース)の実施は指導教員の指示にしたがってください。
3)研究室を利用する際は入退室記録を記すとともに、利用上の留意点を厳守してください。
※ この基本方針は10月27日現在のものであり、今後、社会情勢を鑑みて、その内容を変更する可能性があります。また、大学・附属病院関係者に新型コロナウイルス感染者または濃厚接触者等が発生した場合には、当該基本方針を遅滞なく見直すこととします。
基本方針に変更等がある場合は、随時、大阪医科大学WEBサイト等で周知しますのでご留意ください。


以 上