【第10報】新型コロナウイルス感染拡大に伴う本学の基本方針及び教職員・学生の 行動指針について

1. 学生に 通常どおりの登校を許可します。ただし、3密の回避が困難であると考えられる自学自習室などでのグループ学習・会合等は引き続き禁止します。
2. 3密の回避を前提に、学生の図書館使用を認めます。
3. 授業は 面接授業と遠隔授業のハイブリッドで行います。
4. 学生の正課外活動再開にあたり、各団体に3密回避・感染防止対策に関する計画書の提出を求めます。計画書の内容並びに市中での感染状況などを勘案したうえで10月以降の活動再開時期を決定します。
5. 学内だけでなく学外でも学生同士あるいは学生と学生関係者(友人など)との密な集まりを禁止します。特に、3密の回避が困難で感染リスクの高い場所(下記例示)への出入りを厳禁します。
　・居酒屋、スナック・バー・ナイトクラブ・ラウンジ、ライブハウス等の飲食店
　・パチンコ・スロット店、ネットカフェ、ゲームセンター、ダーツ・ビリヤード場、雀荘等の遊興施設
　※なお、上記事項に反する行為・行動が確認された場合には、大阪医科大学学生等懲戒規程による処分の対象となることがあります。
6. 3密を回避する観点から、学生には本館・図書館棟地下食堂の使用を控えるよう要請します。これに伴い、学生が昼食を取るための会場を設定します。なお、学外で昼食を取る際は、新型コロナウイルス感染防止対策が講じられている飲食店の利用を要請します。
7. 教職員による学内での学会等の諸活動並びに国内出張は、3密の回避及び会食を伴わないことを前提に許可します。
8. マスクの着用、消毒液の設置、石鹸を使った十分な手洗い等、適切な健康管理の徹底を要請します。

「基本的事項」に基づき、8月31日以降、下記方針を遵守・実行し、学生の登校を許可します。
1. 講義・実習に関する方針
　1）昼食(昼休み)を挟む時間割設定を行う。各学年の昼食会場を設定する。
　2）面接授業においては、2つ以上の講義室（学Ⅰ講堂-学Ⅱ講堂、P301-302）を用いて座席指定により行う。
　3）面接授業の他、遠隔授業及び課題等を活用し、学習機会の確保に努める。
　4）試験においては、2つ以上の講義室を用いて行う。
　5）授業以外でのPBL講義室等の小規模講義室及び自学自習室の使用は禁止する。
2. 感染対策についての方針
　1）学生および教員のマスク着用を必須とする。場合によりフェイスシールドの着用も行う。
　2）各教室前に手指消毒剤を設置する。
　3）可能な範囲で教室の換気を行う。
　4）面接授業前に健康チェックを行う。その対応は健康管理室のマニュアルに従う。
　5）実習における対応は、上記に加え、実習ごとに対応策を検討・実施する。
　6）臨床実習（5年生）は、附属病院および各教室（各診療科）の方針に従う。

　1）2、3年生は実習に向けて、実習前2週間の予防行動を徹底することを求めます。
　2）実習科目は、感染予防を徹底したうえで臨地における実習を基本とします。
　3）これまでどおり原則として演習室の使用を禁止します。
　4）4年生は、外部施設での実習や授業で大学に登校する際にはチューターあるいは科目責任者の指示を仰ぐこととします。
　5）昼食は指定の場所でとってください。

　1）3密回避の条件下で可能な限り面接授業とする。ただし、勤務先の方針等により登校が困難な学生に対しては、遠隔授業の併用等を配慮する。

　1）感染予防対策を徹底したうえでの面接授業を基本とし、場合によって遠隔授業を実施します。
　2）研究及び実習（高度実践コース）の実施は指導教員の指示にしたがってください。
　3）研究室を利用する際は入退室記録を記すとともに、利用上の留意点を厳守してください。

第9報に引き続き、学内・学外での対面・会合などによる正課外活動は引き続き全て禁止とします。ただし、3密（密閉・密集・密接）を回避できる条件下でのオンライン・クラブミーティングやウェブ・メンタルトレーニングなどはこの限りではありません。また、個人の運動機会を制限するものでもありません。使用するスポーツ施設のレギュレーションに従い、十分な感染対策の上、スポーツ施設を利用してください。
オフライン（対面・会合）での入会・入部勧誘活動は開催場所と形態を問わず、一切禁止しますが、学友会が管轄するオンラインを利用したクラブ紹介・勧誘資料の配付などの入会・入部勧誘活動は許可します。

期間中の学生アルバイトは、以下の条件を満たすことを前提として、感染予防に十分に留意すること。
　1）感染リスクが高い遊興施設や接待を伴う飲食店ではない
　2）3密回避、マスク着用、社会的距離、手洗いなど必要な感染拡大対策が実施されている
　3）アルバイトによる収入を遊興費を除く生活費や学費・書籍代などに充当する必要がある
　4）感染した場合、追跡が可能な方策（新型コロナウイルス接触確認アプリ（COCOA）や大阪コロナ追跡システムなど）をとっている
　5）合理的にやむを得ないと判断された状況以外で感染した場合は自己責任となることを理解している

医学部学生がマッチングのために行う病院見学は、予定通り実施して差支えありません。

従来型のオープンキャンパスを中止する代わりに、予約制の学内施設見学及びオンライン個別相談会を実施します。実施概要は以下のとおり。
　○学内施設見学（予約制）
　　・一組5名程度、所要時間は1時間程度(見学30分／個別相談30分)とする。
　　・9月以降、医・看それぞれ週1回、1日5組程度受け付ける。

　○オンライン個別相談会(予約制)
　　・週2日、1日4組程度受け付ける。

学生の定期健康診断については、各学部での時間割等を勘案し7月以降順次実施いたします。詳細は決定次第、改めて連絡します。
なお、マッチング、就職試験などで健診結果の提出を求められた場合は、保健管理室に相談をしてください。

引き続き、感染拡大防止の観点から、海外渡航は全面的に禁止します。なお、海外から帰国した者は、2週間の自宅待機を指示します。

大学関係者あるいは学外者が主催する、会場として大学の講義室や教室を利用する学会、研修会、勉強会等については、以下の事項を条件として実施を許可します。
　＜第10報期間中の条件＞
　　・会食を伴わないこと
　　・会場の収容定員の50%程度の参加者数であること
　　・事後に参加者の名簿を提出すること