在宅看護学

博士前期課程(修士)

教育研究コース

国内外の在宅看護の現状を理解し、在宅療養者とその家族のQOLの向上をめざし、地域での生活を支える看護実践プログラムや家族支援プログラム、在宅ケアシステムの構築等、在宅看護の発展に寄与する知見を探求します。
博士前期課程では、在宅看護に関連する文献検討や討議をとおして臨床での疑問や研究課題を明確化し、研究計画にもとづいた一連の研究プロセスをとおして、基礎的な研究能力の修得をめざします。

博士後期課程(博士)

実践の場での生きたデータをもとに、現象を見抜き、理論的に分析し、言語化し、エビデンスにもとづいたケアの具現化、効果的な支援システムの開発など在宅看護学の発展に資する独創性のある研究課題に取り組みます。主体的に研究をすすめながら、教育研究者として自立できる研究能力の修得をめざします。

指導教員

真継 和子 教授

超高齢少子化社会を見据え看取りを含めた地域包括ケアシステム構築の推進に貢献できる、より在宅看護に特化した人材を育成するために、2018年4月に新たな分野としてスタートしました。コンセプトは「誰もがケアし、ケアされる繋がりの実現」です。学部生や他大学の学生や教員、臨床の看護師とともに介護予防を含めた健康支援活動を通じたコミュニティづくり(いきいきプロジェクトcocokara)にも取り組んでいます。
主な研究テーマは、ケアリング、ケアの可視化と共有化、在宅療養者の家族支援、看護倫理教育に関する研究です。研究の特徴として、人が人として生きていくうえで出会うであろう喜びや苦悩といった看護の視線上に浮かび上がる現象を、理論研究と実践研究から検討するということがあげられます。修了生(地域看護学分野在宅専攻)も交え、研究に関する学習会や抄読会、またそれぞれの研究報告をしながら研究の活性化を図ります。

伊藤 真理 准教授

大学院生

在学生(2026.4月)

博士前期課程

M2 1名

博士後期課程

D3 1名
D2 2名

博士前期課程(修士)修了生と研究論文

修了年度 名前 論文タイトル
 2017年度 修 第16号 医療依存度の高い重症心身障害児の母親が就学移行期に行う体調管理のプロセス 
 2020年度 修 第32号 訪問介護を行う介護福祉士が療養者の喀痰吸引のコツをつかむプロセス
 2020年度 修 第33号 人生の終焉を生きる場の選択におけるがん終末期高齢患者と家族の合意に向けた看護実践
 2021年度 修看第11号 在宅療養高齢者の家族介護者による不適切な介護を察知した訪問看護師の視点
 2022年度 修看第18号 近畿圏内における精神訪問看護師の倫理的行動の実態と組織文化との関連
 2025年度 修看第42号  熟練訪問看護師による在宅脳卒中高齢者の生きがいを支える看護実践
 

在宅看護学研究会