急性期成人看護学実習

急性期成人看護学実習では、大阪医科薬科大学病院の主要な外科病棟で3週間の実習を行います。
この実習では、外来、病棟、手術室、集中治療室、リハビリテーションセンターなどの多様な場で手術を受ける患者さん・ご家族を理解し、術後早期回復を目指した看護援助を手術前から退院まで計画し、実践します。

学生の声

・術前から術後にかけて一人の患者さんを受け持ち、身体・心理・社会面の変化をとらえることができ、その時々に必要な援助についての理解が深まった。
・術直後や術後2日目までの身体変化の大きい時期に、起こりうる予測を立て、観察やケアなど患者さんと関わるのは難しかったが、患者さんが徐々に回復する過程に関われて純粋に嬉しく、やりがいを感じた。
・周術期から回復期の患者さんの健康課題に沿った看護を実際に実践でき、とても充実した実習だった。患者さんに「しんどい時に傍にいてくれてありがとう」と言われ、すごくやりがいを感じた。
・先生や指導者さんのサポートのもと、周術期にある患者さんと信頼関係を築きながら必要な看護介入を継続して行うことができ、患者さんの術後、退院後の望む生活を見据えて関わることの大切さを学べた。
・講義でMooreの回復過程や手術による生体侵襲について学んだが、実習で患者さんと関わることで知識と実践が統合され、より深く理解することができた。
・受け持ち患者さんの手術見学実習では、患者さんがどのような手術を受けているのか、また手術室の構造や実際に見学できるからこその学びもあり、貴重な経験になった。