台北医科大学からの感謝状贈呈式が行われました

看護学部では毎年、台北医学大学からの研修生を受け入れています。附属病院や高齢者ケア施設等での研修に加えて、高槻市民との交流を通じて住民主体の健康づくり活動を学ぶ機会を設けています。今年度もその研修受け入れ先である聖ヶ丘老人クラブによる「聖ますます元気会」(高田辰義会長)にお世話になりました。このグループは高槻市の「ますます元気体操」や「元旦以外364日」のラジオ体操等による地域での健康づくりを実践されておられます。

今年度の研修の際に、メンバーのお一人から台湾駐在時代に集めた貴重な記念切手を台湾に戻したいとの思いから、研修生に切手集を贈りたいとのお申し出がありました。研修生は持ち帰り、郵便博物館とコンタクトをとる等のプロセスを経て、最終的に台北医学大学にて大切に保管されることとなり、台北医学大学から贈呈者の笠井勝夫様と大阪医科大学に感謝状が贈られ、12月16日に学長室にて贈呈式が執り行われました。

SNSが普及し手紙を書いて切手を貼る経験が少ない若い世代が、日本の住民との交流を通じて母国の記念切手から歴史と文化を学習する機会ともなり、本研修が保健医療の学習のみならず古きよきものを通した異文化交流にもつながりました。今後も充実した研修を提供していきたいと思います。