久保 洋一郎

精神科を志した理由

元々は建築士志望でした。高校3年生の時にふと巡り合った本をきっかけに「こころ」に興味を持つようになりました。こころに携わることがしたい、という思いで医学部の門をたたき現在に至ります。初期臨床研修では色々ローテ—トする中で他の科の良さも感じ進路に迷いましたが、こころに携わりたいという初心にかえって精神科を選びました。

私の仕事紹介

木下先生と一緒に医局長の仕事をしています。医局の運営に携わることや他部署との調整を行っています。臨床としては思春期外来を中心とした診療を行っています。「思春期グループ」では医師、心理師で定期的に集まり症例検討会を含めた勉強会を行っています。非常勤先ではもの忘れ外来の診療を行っています(以前は大学病院でもの忘れ外来を行っていました)。院外の仕事では、支援学校での相談業務等も行っています。

教室の魅力

みんな仲がよく若い人が多い医局なので相談しやすい環境です。入院では患者さんを上級医と一緒に担当するので気軽に相談でき、一人で悶々と悩みつづける事も少ないと思います。ただ上級医から教わるのではなく、顔を合わせて対話できる雰囲気があり、そこが魅力ではないかと考えています。あと、教授がよく大量にアイスを買って冷蔵庫に入れてくれているのも魅力です(笑)。

メッセージ

精神科の患者さんとは長い付き合いになることが多いです。すぐによくならない問題も多いですが、長く付き合う中で患者さんとともに一喜一憂できることは素敵なことじゃないでしょうか。また私は思春期外来も診ており、通ってくれる患者さんの変化、成長に伴走できることはささやかな喜びです。少しでも当科に興味のある方はぜひ見学にお越し下さい。よいご縁となることを願っております。