川端 康雄

心理師を志した理由

色々と悩み多き思春期を過ごし、心理師(当時は臨床心理士)という職業の存在を知らないまま、なんとなく臨床心理学にその答えがあるのではないかと思い、大学に入学しました。ただ、広く心理学を学ぶうちになぜか自分の悩みはすこしずつ自然に解消していき、大学在学中は臨床心理学よりも広告心理学や消費心理学など、広告や商品の販売促進に関心を持つようにもなっていました…そのため、大学4回生では普通に(!?)就職活動をし、一般企業で内定をもらったのですが、やはりもともと興味があった臨床心理学への関心を忘れることができず、心理師を志すことになりました。

私の仕事紹介

心理アセスメントと認知行動療法に関心を持っています。精神症状や問題行動はパーソナリティ、発達、愛着、トラウマ、解離、アディクションなど、さまざまな問題が交絡して表面化していることが多いので、多層的で多面的な心理アセスメントを心がけています。なかでも、現在はトラウマや愛着障害のアセスメントやケアに関心を持っており、必要に応じてEMDRやPE(長時間暴露療法)などを行っております。また、最近では「疾患」と「病い」の違いについても関心があり、キュアのみならず、ケアの視点からも心理支援を行っていきたいと考えています。

教室の魅力

とてもアットホームな教室だと思います。教室内では研究上のとても真面目な話から、巷の芸能ニュースまで(!?)いつもホットな話題が飛び交っております。職業柄もあるのかもしれませんが、ひとや社会に対して、温かく真摯な眼差しを持った先生方が多いことも教室の魅力かもしれません。