キャンパス外の生活に関すること

居住と通学

①現在の住居

医学部学生全体でみると、自宅と下宿の比率はおおむね半々です。学年でみると、「自宅」の割合がもっとも高いのは1年生で70.6%で、昨年度の60.4%よりもやや割合が高くなっています。

②通学手段

医学部全体でみると、「徒歩のみ」または「自転車のみ」と回答した学生と、「主に電車」と回答した学生が、ほぼ5割と同じ割合になっています。これらは下宿率と関係しており、ほぼ例年通りの結果です。

③通学時間

医学部全体では41.8%の学生が「15分未満」と回答しました。一方で、60分以上と回答した学生が約2割います。これは昨年度とほぼ同じ結果です。

睡眠時間

1日の睡眠時間

医学部学生全体では、6時間未満の割合に変化はありませんが、「7~8時間未満」の割合が昨年度の12.6%よりも高くなり、その分「6~7時間未満」の割合が低くなっています。

経済状況

①1か月の総収入

②1か月の小遣い・仕送り

③1か月あたりの奨学金

④1か月あたりのアルバイト代

1か月の総収入について、医学部全体では、「0円」と回答した学生の割合がもっとも高く27.5%です。学年でみると、「0円」と回答した割合は1年生と5・6年生で高くなっています。また9万円以上の収入があった学生の割合は、昨年度の3割から2割弱に減っており、全体に収入は減少したようです。
小遣い・仕送りについて、医学部全体でみると、5万円以上と回答した学生の割合が4割程度であり、昨年度の約半数よりも減少しています。
奨学金については、全学年をとおして8割以上の学生が「0円」であり、奨学金受給者の割合に変化はありませんでした。
アルバイト代については、学生全体では約半数の学生が「0円」であり、「3万円未満」と回答した学生がもっとも割合が高く20.9%でした。

アルバイト

①現在のアルバイト状況

②現在、行っているアルバイトの種類

③1週間あたりのアルバイト就労時間

④アルバイトと学業の関係

医学部全体では、約半数の学生がアルバイトを「している」と回答しています。学年別では2年生が60.2%でもっとも高く、学年があがるにつれてアルバイトを「している」学生の割合は低い傾向がみられました。
アルバイトの種類では「学習塾講師」と回答した学生の割合がもっとも高く42.5%、ついで「家庭教師」の29.7%です。
1週間あたりの就労時間については、医学部学生の36.9%が「5時間未満」と回答しました。また就労時間20時間以上と回答した割合は、全体では約1割ですが、3年生では15.7%でもっとも高い割合になっています。
またアルバイトと学業との関係については、医学部全体では約8割の学生が「まったく支障はない」もしくは「ほとんど支障はない」と回答しました。
これらアルバイトの状況は、昨年度とほぼ同じ結果です。