キャンパス外の生活に関すること

居住と通学

①現在の住居

医学部学生全体でみると、自宅と下宿の比率はおおむね半々です。学年でみると、「自宅」の割合がもっとも高いのは1年生で60.4%、もっとも低いのは5年生で39.3%でした。これは昨年度とほぼ同じ結果です。

②通学手段

医学部全体でみると、「徒歩のみ」または「自転車のみ」と回答した学生と、「主に電車」と回答した学生が、ほぼ5割と同じ割合になっています。学年でみると、「徒歩のみ」または「自転車のみ」の割合は1年生が36.5%ともっとも低くなっています。これらは下宿率と関係しているようで、ほぼ例年通りの結果です。

③通学時間

医学部全体では43.5%の学生が「15分未満」と回答しました。一方で、60分以上と回答した学生が23.2%います。これは昨年度とほぼ同じ結果です。

睡眠時間

1日の睡眠時間

医学部学生全体では、「6~7時間未満」と回答した割合が50.9%ともっとも高く、ついで「4~6時間未満」の30.3%でした。学年でみると、6年生で6時間未満と回答した学生は20.2%であり、全学年でもっとも低くなっています。

経済状況

①1か月の総収入

②1か月の小遣い・仕送り

③1か月あたりの奨学金

④1か月あたりのアルバイト代

1か月の総収入について、医学部全体では、「1万円未満」と回答した学生の割合がもっとも高く18.1%です。学年でみると、「1万円未満」と回答した割合は6年生がもっとも高く27.8%、「9~10万円」と回答した割合は3年生がもっとも高く22.7%でした。
小遣い・仕送りについて、医学部全体でみると、「1万円未満」と回答した学生の割合がもっとも高く17.2%、ついで「5~6万円」16.6%、「3~4万円」16.2%の順でした。学年別では、「1万円未満」と回答した割合は6年生でもっとも高く24.7%です。「3~4万円」では2年生がもっとも高く21.5%でした。
奨学金については、全学年をとおして8割以上の学生が「1万円未満」と回答しました。
アルバイト代は、学生全体では「1万円未満」と回答した割合がもっとも高く47.0%、学年では6年生がもっとも高く69.4%でした。

アルバイト

①現在のアルバイト状況

②現在、行っているアルバイトの種類

③1週間あたりのアルバイト就労時間

④アルバイトと学業の関係

医学部全体では、約半数の学生がアルバイトを「している」と回答しています。学年別では2年生が64.9%でもっとも高く、学年があがるにつれてアルバイトを「している」学生の割合は低い傾向がみられました。
アルバイトの種類では「学習塾講師」と回答した学生の割合がもっとも高く36.2%、ついで「家庭教師」の31.9%です。「その他」には、試験監督、プールコーチなどが挙げられていました。
1週間あたりの就労時間については、医学部学生の40.8%が「5時間未満」と回答しました。また就労時間20時間以上と回答した割合は、全体では9.2%ですが、3年生では18.2%でもっとも高い割合になっています。
またアルバイトと学業との関係については、医学部全体では81.8%の学生が「まったく支障はない」もしくは「ほとんど支障はない」と回答しました。一方、2・3年生のおよそ5%、4年生ではおよそ3%が、「大きな支障がある」と回答しました。