国際交流体験記_2026年度

韓国

ソウル国立大学校

医学部 H.S.さん

 私は韓国のソウル大学病院にて4週間の実習に参加しました。ソウル大学は1946年に設立された韓国を代表する国立大学です。医学部は韓国の医学教育・研究・高度医療の中心的役割を担っています。以前から韓国の文化や言語に興味があり、医学生として観光で1か月間生活しながら学べる貴重な機会だと考え、ソウル大学での実習を希望しました。韓国での生活には韓国語が欠かせないと考え、昨年11月にTOPIK2級を取得しました。
 前半の2週間は移植血管外科で実習を行いました。初日にはEVARを見学し、そのほかにも腎移植や腹部大動脈瘤の手術を見学しました。また、カンファレンスにも参加しましたが、韓国語で行われる部分はほとんど理解できず、英語で説明された内容を頼りに学習しました。さらに、ゴム風船を用いたAVF作成手技の練習も体験させていただきました。後半の2週間は整形外科の膝外科で実習を行いました。人口膝関節置換術を中心に見学し、MAKOを使用した手術と使用しない手術の両方を経験することができました。また、ソウル大学校小児科教授である金漢錫(キム・ハンソク)先生は大阪医科大学の卒業生であり、大先輩として私たちを温かく迎えてくださいました。
 放課後や週末の自由時間には、他の留学生や現地の学生たちと交流を深めました。ソウル大学校にはさまざまな国から留学生が集まっており、多くの友人を作ることができ、一緒にチキンを食べたり、ロッテワールドを訪れたりするなど、充実した時間を過ごしました。
実習期間:2026年3月30日~2026年4月24日

金漢錫先生とNICUにて

留学生の集まり

タイ人の留学生とロッテワールドへ

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韓国カトリック大学

医学部 W.M.さん

 私は韓国カトリック大学の循環器内科の実習を4週間選択しました。
 循環器内科の実習では、PCI、ストラクチャー、不整脈、心不全の領域の見学をしました。はじめて韓国カトリック大学でのインタベーションを見た時、日本よりも圧倒的に手技が早いことに驚きました。例えば、日本の中核病院の循環器内科では午前中に1部屋2~4件ほど行うのが通常ですが、韓国カトリック大学では午前中に5~6件行っていました。
 また、韓国カトリック大学の臨床実習では、医療スタッフの方々の英語力の高さに感銘を受けました。韓国では医学用語を英語で学ぶ上、大学受験を乗り越えるために英語をたくさん勉強したことがあるというのが、韓国の医療スタッフの英語力の高さの背景にあると思います。医師・看護師・臨床検査技師などの職種を問わず、実習内容について流暢で丁寧な解説を受けることができ、感謝の念に耐えませんでした。実習内容だけでなく、日常についても色んな医療スタッフの方々と話す機会を得ることができ、楽しい実習となりました。
実習期間:2026年3月30日~2026年4月24日

実習中の様子 part1

実習中の様子 part2

実習外の様子 part1

実習外の様子 part2

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台湾

国立台湾大学

医学部 K.M.さん

 私は国立台湾大学に行き、前半の2週間を循環器内科、後半の2週間を整形外科で実習させていただきました。基本的な実習形式は日本と似ていますが、コミュニケーションの多くは英語で行われ、カンファレンスは中国語で進行されていました。また、大学周辺には総統府をはじめとする官公庁が立ち並び、異国情緒あふれる街並みの中で通学していました。

 循環器内科では、レジデントの先生方について病棟業務を見学し、現地学生と共に患者の問診やPICC(抹消挿入型中心静脈カテーテル)の抜去、エコー検査などを見学・体験しました。現地学生はiPadから電子カルテへアクセスできる環境にあり、利便性の高さを感じる一方で、個人情報保護の重要性についても考えさせられました。

 整形外科では、人口股関節置換術や人口膝関節置換術などを見学しました。手術では布製ドレープを滅菌して繰り返し使用している点など、日本との違いを感じる場面も多くありました。
 実習以外でも、日本から来ていた他大学の実習生や台湾の学生と交流する機会が多くありました。別の診療科で実習している同級生を通じて、他科のレジデントの先生方と食事をご一緒したり、休日には観光地へ連れて行っていただいたりするなど、多くの人との繋がりに恵まれました。台湾では公共交通機関やタクシーを比較的安価に利用でき、さまざまな場所を訪れることができました。

実習期間:2026年3月30日~2026年4月24日

実習先での写真 part1

実習先での写真 part2

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台北医学大学

医学部 O.K.さん

 私は2026年3月末から4月末にかけて、台湾の台北医学大学附属病院にて約1ヶ月間の臨床実習を行いました。前半1週間は形成外科、後半3週間は整形外科を中心に実習に参加し日本とは異なる医療体制や教育環境、多職種連携について学ぶことができました。
 形成外科実習では、外来見学、手術見学を中心に参加しました。術中には先生方が積極的に説明してくださり、学生に対して非常に教育的な環境であると感じました。また、台湾の医学生は積極的に質問や発言を行っており、自ら学ぼうとする姿勢に刺激を受けました。
 整形外科実習では、外来、手術見学に加え、カンファレンスにも参加した。毎朝のカンファレンスは7時30分スタートとかなり早く、電車で病院まで通っていたので早起きでした。英語で行われるディスカッションも多く、最初は内容を理解することに苦労したが、日々参加する中で医学英語の重要性を強く実感しました。
 実習以外でも現地学生と食事に行くなど交流する機会が多く、台湾の文化や学生生活について知ることができました。現地で生活しながら実習を行うことで、日本とは異なる価値観や文化に触れることができたことも大変貴重な経験となりました。
実習期間:2026年3月30日~2026年4月24日

 

実習を修了した時の様子

整形外科レクチャーの様子

モーニングカンファレンスでいただいた朝食

現地学生との食事会の様子

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タイ

マヒドン大学

医学部 T.M.さん

 タイのバンコクにあるマヒドン大学附属シリラート病院で4週間臨床実習を行いました。実習では前半2週間を整形外科、後半2週間をタイ伝統医学部門で研修しました。
 形成外科では手術見学・外来診療・早朝の症例検討会に参加しました。悪性腫瘍切除、皮膚移植、手指切断の緊急手術、美容外科手術など、多様な症例を見学することができました。特に印象に残ったのは教育に対する姿勢です。学生が学習目的で術野や器具を撮影することが認められおり、実践的な学びを重視する自由な雰囲気に驚きました。
 タイ伝統医学では、人間を構成する4つの要素のバランスが崩れることで病気が生じると考えられています。食事、運動、タイ式ヨガ、マッサージなどを通じて、そのバランスを整えていきます。タイでは病院内に伝統医学部部門を併設することが推奨されており、伝統医学が人々の生活に深く根付いていることを実感しました。
 休日には、現地の学生や日本各地から集まった医学生と交流しました。他大学の学生と話すことで自分の大学との違いや学習環境の特色に気づくことができ、とても刺激を受けました。私は大学寮を利用していましたが、同室の子と一緒に近くの市場で晩御飯を買って食べていました。食事面では辛さを心配していましたが、多くのお店で辛さを調整でき、タイ料理の種類の豊富さやおいしさに感動しました。
実習期間:2026年3月30日~2026年4月24日
 

形成外科の先生との食事

病院内の庭

院内のソンクラーンの様子

実習先の先生と学生

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