2021年

リモートCPC (Clinicopathological Conference:臨床病理検討会) を継続しています。(2021年12月23日)

新型コロナウイルスの第5波が落ち着いた中、現在もリモートCPCを継続しています(直近は2021年12月21日開催)。

ハイブリット形式で行ない、診療科の先生方は主にリモート、研修医の先生方は病理学教室での対面形式で参加しています。

皆さんリモートCPCに慣れ、お互いのコミュニケーションやプレゼンテーションがよりスムースになっています。今後もリモートCPC(ハイブリット形式)が続きそうです。

2021年度 第3学年 「学生研究2」のコア期間最終日に中間発表を行いました。(2021年12月17日)

コア期間で取り組んだ研究内容を、一人ひとりがプレゼンテーションしました。
皆さん独自のユニークな内容が披露され、2022年8月の発表に向けて研究の方向性を確認しました。

今後さらに研究を展開していきましょう。Research!!

2021年度 第3学年「学生研究2」のコア期間が始まりました。
(研究室配属期間:2021年11月22日~2021年12月17日)

今年度は3回生の7名が病理学教室に配属され、廣瀬教授・桑原先生・川畑先生・服部先生の指導の下に研究を進めていきます。

11月19日のコア期間直前ミーティングでは、自ら立案した研究課題を一人ひとりプレゼンテーションしました。

みなさんの自由な発想による、教員が思いも付かないアイディアが数多く披露されました。

教室技術員の方々の協力を得て、実験を進めていきましょう。Enjoy!!

*「学生研究」は、学生がリサーチマインドを醸成し、「自ら課題を発見し、それを解決する」という姿勢を身につけるとともに、医師としてEBMを実践できることを目的にしています。

Welcome! 坂上さん(2021年11月8日)

11月より坂上歩(さかうえ あゆみ) さんが、事務員として
病理学教室を支えて下さります。

Working together!!

伊藤さん、誠に有り難うございました!(2021年10月1日)

伊藤紀乃 事務員主任が10月1日より異動となりました。
これまで長きにわたり病理学教室を支えて下さり、感謝の一言に尽きます。
新たな部署での益々のご活躍を、教室員一同、心より祈念いたします。

Good luck and success!

山田先生が日本産科婦人科内視鏡学会 功労会員の称号を授与されました。(2021年9月13日)

第61回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会の社員総会において、
山田先生が功労会員の表彰を受けました。
功労会員の称号は、日本産科婦人科内視鏡学会の発展に功労のあった方に授与されます。
誠におめでとうございます。

日本産科婦人科内視鏡学会
<http://www.jsgoe.jp/>

入江先生の臨床病理研修発表会が行われました。(2021年8月31日)

8月の1ヶ月間、入江惇太(いりえあつひろ)先生が臨床病理を研修されました。
山田先生の指導のもと、婦人科病理を中心に「切り出し・標本作製・病理診断学(組織診・細胞診)」を深く学びました。

抗NMDA受容体抗体脳炎を疑う患者から摘出された奇形腫の切り出しの際には、その疾患を題材とした映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の内容を即座に教えて下さり、入江先生の博識を感じました。

今回の研修が、これからの入江先生の診療に活かされることを期待しています。
Good luck!

令和3年度 近畿支部 病理 夏の学校(企画 大阪医科薬科大学)が盛会のうちに終了いたしました。(2021年8月28日)

令和元年9月に「病理 夏の学校」の世話役となり、2年越しの企画となりました。
今年度はコロナ禍のためオンライン形式での開催となり、学生約20名(近畿圏外では山口大学・東邦大学から参加)、初期研修医・大学院生5名、病理医約20名、臨床検査技師1名の方々が参加して下さいました。
講演では「次世代病理 ~芽生えるもの、伸びるもの~」のテーマに沿って、真鍋先生からは病理学・病理診断学の未来のあり方をご教授頂きました。
高松先生からはAI導入による病理診断・病理研究の近未来をみさせて頂き、安原先生からは遺族への「グリーフケアとしての病理解剖の役割」を実例とともにご提示して頂きました。
いずれも、次世代病理の向かう方向性を示して下さる素晴らしいご講演でした。

参加者の皆さま、講演者の先生方、サポートして下さった近畿支部事務局の先生方に心より感謝いたします。

※右の画像をクリックすると拡大します。

2021年度 第4学年「学生研究3」発表会(8月24日~27日)

学生研究プログラム」の集大成として、研究成果発表会が行われました。
昨年はリモート発表会でしたが、今年はポスターを使った対面形式でのdiscussionとなりました。

病理学教室からは、以下の6つの演題を発表しました。
・ 印環細胞癌の分布する臓器
・ グリオブラストーマの微小環境について
・ ウイルス感染性肺がん
・ 潰瘍性大腸炎(UC)の寛解と慢性持続における免疫染色の検討
・ 皮膚筋炎に伴う間質性肺炎
・ 生検により評価する神経細胞(筋萎縮性側索硬化症)

評価者の先生方とdiscussionすることで、自らの研究への理解が一層深まったことでしょう。
今回の「学生研究」活動をもとに、さらに「リサーチマインド」を培っていきましょう!
大いに期待しています。

第4学年「学生研究3」発表会の予演会を行いました。(2021年8月23日)

8月24日(火)から27日(金)にかけて、第4学年「学生研究3」発表会が開催されます。

8月19日の予演会では各自が研究成果をプレゼンテーションし、目的と結果の確認や考察についての指導を受けました。
さらにbrush upされた研究発表となるでしょう。Relax and Enjoy!!

令和3年度 近畿支部 病理 夏の学校(企画 大阪医科薬科大学)が開催されます。(2021年7月30日)

テーマは「次世代病理 ~芽生えるもの、伸びるもの~」です。
医学部生・歯学部生・初期研修医を対象としていますが、指導医の先生方や近畿支部外からのご参加も大歓迎です。
詳細はポスターならびに下記のホームページをご参照ください。Join us!!

日本病理学会近畿支部
<https://plaza.umin.ac.jp/jspk/seminar.html>

*右の画像をクリックすると拡大します。

服部先生の記事が、病理専門医部会会報に掲載されました。(2021年5月7日)

記憶に残る希少な症例として、先天性胎児異常の耳頭症(無顎耳頭症)の剖検例が記載されています。疾患概念から実際の剖検所見、そして学会発表に至るまでの詳細がコンパクトにまとめられています。形態学としての病理の醍醐味を感じさせる内容となっています。Excellent!!

服部公亮, 内臓逆位を合併した耳頭症の1剖検例. 病理専門医部会会報 (令和3年4月), 学会誌「診断病理」(日本病理学会) Vol. 38 No. 2 April 2021
(↑クリックするとPDFファイルが開きます)

For reprint:
E-mail: pa1000@ompu.ac.jp

Welcome back! 伊藤良子先生(病理部・病理診断科 非常勤講師)(2022年4月16日)

4月16日より、伊藤先生が診断業務に復帰されました。
とても心強いです。
Very helpful!!

第110回日本病理学会総会(東京)にて発表を行います。(2022年4月16日)

今回はハイブリッド開催となり、下記の演題を発表します。Join!!
P-390
樹立されたヒト子宮頸部腺癌由来培養細胞株(OMC-4)の性状
山田隆司、平田公一、芥川寛、竹下篤、栗栖義賢、安田恵美、
桑原宏子、廣瀬善信

【現地開催】
2021年4月22日(木)~24日(土) 会場:京王プラザホテル(新宿)
【オンデマンド配信】
2021年4月22日(木)~6月28日(月)
<http://www.gakkai.co.jp/jsp110/>

*右の画像をクリックすると拡大します。

中央検査部 桝谷亮太先生との共著総説が、学会誌「医療検査と自動化」(日本医療検査科学会)に掲載されました。(2021年4月9日)

分子病理学が発展するなかで、造血器腫瘍の診断過程における病理・血液検査室の各々の役割と特長について記載されています。Cooperation and then Collaboration!!

桝谷亮太, 川畑茂, 久保田芽里, 大坂直文. 造血器腫瘍診断のための病理・血液検査室の連携. 医療検査と自動化, 2021;46:111-114.

日本医療検査科学会
https://jcls.or.jp/

*右の画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

Welcome!河野さん(2021年4月1日)

4月より河野直人(こうの なおと)さんが、技術員として
病理学教室の解剖・研究・医学教育活動をサポートしてくださります。
Hopeful!!

竹下先生・荻野主任、長い間有り難うございました!(2021年3月31日)

竹下篤 先生、24年間、病理学教室を支えて下さり誠にありがとうございました。特に先生のご専門である肝臓病理の分野において、多くの事をご教授くださいました。今後ともご指導をお願いいたします。

荻野安宏 技術員主任、47年間、誠にありがとうございました。病理学教室における解剖・研究・医学教育活動を全力でサポートしてくださり、心より感謝いたします。

お二方の益々のご活躍を、教室員一同、心より祈念いたします。

研究室に、新しい自動免疫組織化学染色装置が設置されました。(2021年3月4日)

装置の説明とデモンストレーションが行われ、いよいよ稼働します。
これまでの自動染色装置とうまく使い分けて、より一層研究を展開していきましょう。
Stain ! !

廣瀬教授の共著論文が、大阪医科大学雑誌に掲載されました。(2021年1月30日)

医学生へのアンケート調査をもとに、2020年4月から適宜実施されている遠隔授業の評価ならびに対面授業との比較を検討した内容です。

遠隔授業の利点として、「繰り返し視聴できる」や「視聴時間の調整が可能」等が挙げられています。一方「質問のしやすさ」に関しては、有意差をもって対面授業の方が良いと結論づけられています。今後の課題として、双方姓の担保、通信環境整備、事務連絡方法の明確化などが挙げられています。

論文: 新型コロナウイルス対応における遠隔授業の緊急的導入と医学生による評価. 大阪医大誌, 2020;79(3):80-86.

For reprint: E-mail: pa1000@ompu.ac.jp

*右の画像をクリックすると拡大します。