2020年

2020年度 第3学年「学生研究2」のコア期間最終日(2020年12月18日)に、中間発表を行いました。

コア期間で取り組んだ研究内容を、一人ひとりがプレゼンテーションしました。
その中で各々の研究の面白さや進捗状況を皆で共有し、大変盛り上がりました。
中間発表会で得たフィードバックをもとに、研究をさらに展開していきましょう。
Go ahead!!

論文採択:In Vivo. In press(2020年12月18日)

下記の論文が、医学雑誌In Vivoに採択されました。Next!!

Lopiccolo J, Kawabata S*, Gills JJ, Dennis PA.
Combining Nelfinavir With Chloroquine Inhibits In Vivo Growth of Human Lung Cancer
Xenograft Tumors.
In Vivo. 35, 2021 (In press). *corresponding author


リモートCPC (Clinicopathological Conference:臨床病理検討会) を継続しています。(2020年12月18日)

新型コロナウイルスの第3波が到来する中、3密を避けるためのリモートCPCを継続しています(直近は2020年11月24日開催)。
回数を重ねる事で各診療科ならびに病理学教室もリモートCPCに慣れ、お互いのコミュニケーションやプレゼンテーションがよりスムースになってきています。今後は益々、リモートがkey toolとなってきそうです。

論文採択:Anticancer Res. In press(2020年11月24日)

下記の論文が、医学雑誌ANTICANCER RESEARCHに採択されました。More research!!

SHIGERU KAWABATA*, NICK CONNIS, JOELL J. GILLS, CHRISTINE L. HANN,
and PHILLIP A. DENNIS.
Nelfinavir inhibits the growth of small cell lung cancer cells and patient-derived
xenograft tumors.
Anticancer Res. In press. *corresponding author

2020年度 第3学年「学生研究2」のコア期間(2020年11月24日~12月18日)が始まりました。

リサーチマインド醸成を目的とした「学生研究2(2020年9月16日-2021年2月17日)」は中盤を迎え、11月24日から約1ヶ月のコア期間が始まりました。
今年度は3回生の6名が病理学教室を選択し、配属されています。廣瀬教授・桑原先生・川畑先生の指導の下に、これまでの準備コースで自ら立案した研究課題に対して、教室技術員の方々の協力を得て実験を進めていきます。
「学生研究3」での発表期間(2021年8月予定)に向けて、研究を進めていきましょう。

木戸岡先生、お疲れ様でした。(2020年11月6日)

9月28日~10月23日の間、木戸岡先生が病理を研修されました。
木戸岡先生は、栗栖先生について肉眼所見の観察法の指導を受け、病理診断も行いました。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!!

山田先生の総説が、雑誌「画像診断」に掲載されました。(2020年11月6日)

婦人科領域におけるこれまでのWHO分類の変遷を踏まえ、日本の癌取扱い規約の改訂時に生じうる「病理診断のばらつき」について記載されています。最終診断における病理医・放射線科医・産婦人科医によるディスカッションの必要性を再認識する内容です。

山田隆司, 画像診断に役立つ婦人科病理組織学. 画像診断, 2020;40:1280-1288.

For reprint:
E-mail: pa1000@osaka-med.ac.jp

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竹下先生の総説が、大阪医科大学雑誌に掲載されました。(2020年10月26日)

JSPS科学研究費16K08700の助成による研究の一つで、デジタルデータ化した画像(whole slide image)における免疫細胞を解析する方法を検討した内容です。(擬似)蛍光画像による解析は、従来の多重蛍光免疫染色の限界をovercomeし得る可能性を大いに秘めています。Excellent!!

竹下篤, Whole slide imageを利用した(擬似)多重蛍光免疫染色による組織検討―バーチャルスライドスキャナ「VS120」と画像解析ソフト「Deconvolution FL」「highplex FL」を用いたデジタル画像解析―. 大阪医大誌, 2020;79:14-21.

For reprint:
E-mail: pa1000@osaka-med.ac.jp

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Female Genital Tumours, WHO Classification of Tumours, 5th Edition, 2020(2020年10月13日)

当教室で毎週開催されている月曜カンファにおいて、「Female Genital Tumours, WHO分類 第5版 2020」のタイトルで、
山田先生によるレクチャー(対面/リモートのhybrid)が行われました。
婦人科腫瘍全般における最新情報が共有され、中でも子宮類内膜癌における遺伝子異常に基づく分子診断の導入に関しては大変勉強になりました。 「日々のupdateの重要性」を感じるレクチャーでした。
Female Genital Tumours, WHO Classification of Tumours, 5th Edition, 2020 https://publications.iarc.fr/592

 

 

 

 

 

 

 

 

夏山先生、お疲れ様でした。(2020年9月28日)

8月31日~9月25日の約1ヶ月間、夏山先生が病理を研修されました。
夏山先生は、産婦人科に入局希望とのことですので、山田先生について肉眼所見の観察法の指導を受け、病理診断も行いました。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!!

2020年度第4学年「学生研究3」リモート発表会(2020年8月27,28日)

「学生研究プログラム」の集大成として、学生研究2(2020年1月9日の教室活動を参照)で得られた研究成果の発表会が行われました。
大阪医科大学・関西大学・大阪薬科大学に配属された各学生ならびに指導教官の先生方が、リモート発表会というvirtualな場に一堂に会し、discussionを通して大いに盛り上がりました。
病理学教室からは、以下の5つの演題を発表しました。
・ 淡明型腎細胞がんにおける日本と海外の分類の違いについて
・ 卵巣奇形腫における発生学的マーカー発現の病理学的検討
・ マウスへのSTZ高用量単回投与による膵島β細胞への毒性
・ 扁桃リンパ腫における微小環境の検討
・ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)関連肺癌におけるcancer associated fibroblasts(CAF)の関与
自ら立案した研究課題に一生懸命取り組み、その成果を丁寧に発表できました。
皆さん、とても素晴らしい「学生研究」活動でした。
今回培われた「リサーチマインド」をseedとし、さらなる医学研究を展開していきましょう!
大いに期待しています。

松野先生、お疲れ様でした。(2020年9月4日)

8月の1ヶ月間、松野先生が病理を研修されました。
松野先生は、内科を希望とのことですので、安田先生について肉眼所見の観察法の指導を受け、
病理診断も行いました。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!!

芥川先生、長い間有難うございました!(2020年8月4日)

19年間、消化管病理分野での診断と研究、そして病理解剖・医学教育を支えて下さり、誠に有り難うございました。
これまでのご経験を実地医療に活かし、芥川先生が益々ご活躍なされるよう、教室員一同、心より祈念いたします。
Good luck!

 

 

 

 

 

第109回日本病理学会オンライン総会にて発表を行いました。(2020年8月4日)

今回はWeb開催(2020年7月1日~ 2020年7月31日)となり、下記の演題を発表しました。

P2-035
glomangiopericytomaの一例
森分智子、栗栖義賢、廣瀬善信、服部公亮、芥川寛、竹下篤、平田公一、安田恵美、桑原宏子、山田 隆司

P2-230
新たに樹立したヒト転移腎細胞癌由来培養細胞株(UROC-2)の樹立とその性状
山田隆司、平田公一、芥川寛、竹下篤、栗栖義賢、安田恵美、桑原宏子、廣瀬善信

P3-019
心筋に高度のCa沈着がみられた左心低形成新生児の一剖検例
竹下篤、森分智子、服部公亮、平田公一、川畑茂、安田恵美、桑原宏子、山田隆司、栗栖義賢、廣瀬善信

*画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

第61回日本臨床細胞学会総会 春期大会にて発表を行いました。(2020年8月4日)

今回はWeb開催(2020年6月20日~ 2020年7月19日)となり、浦上さんと
明石さんが下記の演題を発表しました。
第61回 日本臨床細胞学会総会 春期大会
https://www.jscc2020.jp/files/jscc2020_abstract.pdf

O-1-9結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫の1例
大阪医科大学付属病院病理部病理診断科1),大阪医科大学病理学教室2)
浦上真由美1),富宇加麻里1),有我こずえ1),能瀬衣沙子1),明石静香1),出口千尋1),石崎幸恵1),桑原宏子2),栗栖義賢1),廣瀬善信2)

P-2-94 術中腹水細胞診標本に出現した線維形成性小円形細胞腫瘍の一例
大阪医科大学病理学教室
明石静香,桑原宏子,安田恵美,竹下篤,岡西裕之,中山裕子,武田玲郁,石崎幸恵,栗栖義賢,廣瀬善信


*画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

Welcome! 宮内さん(2020年7月3日)

7月より研究補助員として、病理学教室の研究活動をお手伝い下さります。
Curiosityを育んでいきましょう!

リモートCPC(Clinicopathological Conference:臨床病理検討会)を開催しました。(2020年6月22日)

3密を避けるため、当教室初のリモートCPCを開催(6月9日)しました。
総合診療科の先生方とファイルを共有し、臨床経過の確認や剖検報告をsmoothに行うことが出来ました。
参加者各々が端末からCPCにアクセスすることで、従来型と比べ、参加意識がより自主的・積極的になっていく印象を受けました。今後もリモートをkey toolとして、教室活動を展開していきましょう。

 

 

 

 

 

 

Welcome! 谷内政崇先生(耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室大学院生)(2020年6月17日)

6月より谷内先生が当教室に配属され、ご自身の研究ならびに耳鼻咽喉科との
共同研究を展開していくこととなりました。Enjoy!

服部先生の記事が日本臨床細胞学会細胞診専門医会 会報(Vol. 56, 2020; 新専門医紹介)に掲載されました。(2020年6月17日)

本学で実施している細胞診専門医教育研修の一つである「プレスクリーニング」システムの良さが記載されています。「普通に研修をして、普通に合格することの大切さ」を改めて考えさせられる内容です。

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論文掲載:Oncology letters. 2020年4月号(2020年4月9日)

水野先生が中心となって行われたプロジェクトが論文掲載されました。おめでとうございます。

Mizuno Y, Hattori K, Taniguchi K, Tanaka K, Uchiyama K, Hirose Y. Intratumoral heterogeneity of glutaminase and lactate dehydrogenase A protein expression in colorectal cancer. Oncol Lett. 2020; 19: 2934-2942

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7068422/

https://www.spandidos-publications.com/10.3892/ol.2020.11390

令和2年度(2020年度)科学研究費の交付内定(2020年4月7日)

下記の研究課題が日本学術振興会による科学研究費助成事業に採択され、交付内定を受けました。さらに研究を展開させましょう。

川畑 茂 (代表). 小細胞肺癌でのがん免疫療法における, mTOR阻害剤併用の有用性の検証.
令和2年度 (2020年度) 基盤研究 (C) (一般), 課題番号20K07646. 2020年4月-2023年3月

下口さん、長い間ありがとうございました!(2020年4月7日)

研究補助員として病理学教室の研究を支えて下さり、
誠にありがとうございました。
次のstageでのさらなるご活躍を祈念いたします。

山本先生、お疲れ様でした。(2020年3月3日)

2月の1ヶ月間、山本先生が病理を研修されました。
山本先生は、皮膚科に入局希望とのことですので、安田先生について
肉眼所見の観察法の指導を受け、病理診断も行いました。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!!

杉本先生、お疲れ様でした。(2020年2月4日)

1月の1ヶ月間、杉本先生が病理を研修されました。
杉本先生は、放射線科に入局希望とのことですので、服部先生について
肉眼所見の観察法の指導を受け、病理診断も行いました。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!!

2019年度 第3学年「学生研究2(2019.9.18-2020.2.19)」が進行中です。(2020年1月9日)

リサーチマインド醸成を目的とした「学生研究プログラム」が2019年9月からいよいよ始まり、コア期間には3回生の7名が病理学教室を選択し、配属されました。
期間中は廣瀬教授、桑原先生、川畑先生に付いて自らの研究課題を立案し、教室技術員の方々の協力を得て実験を進めていきました。コア期間終了時には各自の研究内容を中間発表し、懇親会も盛り上がりました。
2020年8月24日からの発表期間に向けて、研究をさらに深めていきましょう。