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  • 当科の特徴

当科の特徴

当科のスローガンは“女性のトータルヘルスケア”で、具体的には現代社会が抱える問題である少子・超高齢化に立ち向かうため、女性が生涯に経験する可能性のある状態・疾患に個別に対応しております。

のそれぞれの診療分野を充実させています。

具体的には、
不妊症の罹患率は増加し、それぞれの方の原因を究明し適切な医療を提供しています。例えば、子宮内膜症の方には腹腔鏡下手術や一般不妊治療、体外受精治療を適切に組み合わせ、それぞれの方に最適の治療プランをご提案させて頂きます。また、高齢不妊など、難治性不妊症例の割合が高いのも特徴です。

周産期分野は、母体救急搬送が多いのが特徴で、MFICU(母体・胎児集中治療室)・NICU(新生児集中治療室)が充実し、ハイレベルな周産期管理をしています。また、前回帝王切開分娩の方に経膣分娩を考慮するTOLAC、胎児超音波スクリーニング外来(ベビードック)を提供しております。

内視鏡分野では、子宮腔内病変の精査には子宮鏡にて精査し、腹腔鏡下手術は殆どの良性疾患のみならず、初期子宮体がんの殆ど全例に、さらには初期子宮頸がんにも施行しています。

腫瘍分野は、子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんの特に手術療法にオリジナリティのある方法を取り入れております。子宮頸がんの円錐切除術や広範子宮頸部摘出術、子宮体がんの黄体ホルモン大量療法、卵巣がんの術中3Dナビゲーションシステムを用いた卵巣動脈を温存しながらの傍大動脈リンパ節郭清術などを取り入れることにより、癌であっても術後の妊娠をあきらめない治療に力を入れています。

女性予防医学・排尿/骨盤再建分野では、女性の平均寿命が86歳を超え常に世界のトップですので、閉経後もQOL良く過ごしていただくことを主眼に置いています。動脈硬化の予防、骨粗鬆症の予防・治療、尿失禁の薬物療法、骨盤臓器下垂の低侵襲手術などを提供しています。

このように、当科ではあらゆる婦人科疾患に対応し、個々の患者様にとって最善の治療をご提供出来るよう努めております。

 

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