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女性予防医学・骨盤底

骨盤低には膀胱や直腸など排泄に必要な骨盤底臓器があり、それらの機能障害(排尿障害や、尿失禁、便失禁)は更年期以降の女性の生活の質(QOL)を大きく左右する事になります。扱う病気は極めてありふれた女性の病気で、子宮脱や膀胱瘤といった腟から骨盤内の臓器が脱出してくる骨盤臓器脱です。骨盤臓器脱は女性の生涯罹患率10%を超えるとも考えられており、決して「私だけなのかしら?」と悩む病気ではありません。当院では、骨盤臓器脱の程度により、外来で管理可能な治療や、従来方としての手術療法を行ってきました。また比較的低侵襲で再発率の最も少ないTVM手術(Tension-Free vaginal Mesh)を平成21年度から取り入れております。現在手術まで半年待ちの状態であります。

 骨盤臓器脱の頻度は高いにも関わらず一般的には馴染みの少ない病気であります。それ故、恥ずかしいという理由で、一人で悩んでおられる方も多い病気でもあります。しかし、決して珍しい病気ではありません。少しの勇気をもって当院を受診して下さい。全力で、女性の生活をサポートする医療を提供したいと考えております。

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