大阪医科大学外科学講座胸部外科学教室は、1954年10月の旧胸部外科学教室の開設来、本学の胸部疾患に対する外科治療を専門とする部門として、特化、発展してまいりました。
第二次大戦後初期の、亡国病とまで言われた肺結核の外科治療にその活動の起源を置き、1955年に狭心症に対する心膜癒着術を行った時点で当時の最新学問としての心臓外科を導入、設置いたしました。以後、本邦の心臓血管外科、呼吸器外科の草分けとして、現在に至っております...