大阪医科薬科大学病院リウマチ膠原病内科

レジデントからのメッセージ

レジデントからのメッセージ

充実した毎日を過ごしています

2018年に近畿大学を卒業後、2020年に大阪医科薬科大学リウマチ膠原病内科に入局しました。

他大学から来たこともあり臨床研修が始まる時には不安でいっぱいでしたが、そんな中最初に回らせていただいたのが膠原病内科でした。膠原病内科の専門知識だけでなく、一般内科の知識まで幅広く、優しく丁寧に指導してくださり、そんな先生方と一緒に働かせていただく中で膠原病疾患に興味を持つようになり、入局を決めました。

現在は病棟業務を中心に行っており、チーム体制で1班あたり10人前後の患者様を受け持っています。膠原病疾患は幅広く、全身を診る科であり勉強の日々ですが、指導してくださる先生方や、同期・後輩に恵まれ、充実した毎日を過ごしています。 女性の先生方も多く、働き方などに関して相談しやすい環境であることも当科の魅力の一つだと感じます。

少しでも膠原病疾患に興味のある学生の方、研修医の方は一度見学に来て頂ければ嬉しいです。

野中 麻由美

 

考えることが好きな人に向いている科です

2018年に大阪医科薬科大学を卒業し、2020年に同学リウマチ膠原病内科に入局しました。入局後1年間は大学で引き続き研修し、現在は市立伊丹病院のアレルギー疾患リウマチ科に出向しています。
膠原病と聞くと学生時代の頃は、とっつきにくい領域で何となくこの病気かな(?)とか取り敢えず治療はステロイド(!)といったイメージで勉強していたことを覚えています。たしかに膠原病は全身疾患で原因も分からず、同じ病気でも患者様によって病態がまるで異なっていて、慢性疾患という割に時々急変があったりと掴みにくい印象があるかと思います。
実際、研修医時代に膠原病科として臨床に回るとただでさえ業務が覚束無いのに病態が分からないとなると頭の中が混乱状態でした。ところが上級医やレジデントの先生方の優しい指導の下で研修を続けていくうちに、何となくイメージがついてきて、何よりチームで試行錯誤し診断や方針を決めて治療を始めると、寝たきりの状態で入院してきた患者様が元気に歩いて帰っていく姿を何人も見て感動を覚えました。
研修医時代も含め4年足らずで膠原病内科医としての期間は短いですが、自分は元々考えることが好きで内科医を志望していたということもあり、全身を隈なく管理できる膠原病内科はそういった医師にとってうってつけの科であると痛感しています。 現在は外病院に出向し、外来診療もさせていただき病棟業務とはまた違った一面があり不安と向上心を持ちながら日々精進しております。

膠原病に少しでも興味がある方は一度見学するだけでもイメージがガラッと変わると思います。皆様と一緒に働ける日々を心より楽しみにしています。

今泉 孝太

 

治療方針をチームで話し合い、楽しく学べる環境です

2018年に大阪医科大学(現 大阪医科薬科大学)卒業後、2年間大阪医科大学附属病院(現 大阪医科薬科大学病院)で初期研修を行い、2020年にリウマチ膠原病内科に入局しました。 研修医1年目の時は漠然と内科に興味がありつつ、どこに入局するかとても悩んでいました。そんな時、膠原病内科で1か月研修させていただき、疾患の面白さはもちろん、治療して良くなっていく患者さん姿をたくさん見て、どんどん膠原病内科に惹かれていきました。さらに上級医の先生方の雰囲気も良く、気づいたら入局を決めていました。
レジデントの期間は主に入院診療を担当します。大学病院の膠原病内科に入院する患者さんは関節リウマチからSLE、血管炎、皮膚筋炎、強皮症、成人Still病など多岐にわたります。まだ診断がついていない状態で入院される方も多く、診察や検査を通して診断をつけるところから、寛解導入のために治療戦略をたて、治療反応性を見ながらさらに治療を検討するなど、学ぶこと・考えることがたくさんあり、勉強の日々です。
膠原病というと難しいイメージがあり、確かにガイドラインを調べるだけでは分からないこともたくさんあります。しかし、当科では指導医とレジデント・研修医の4-5人でチームを組み、治療方針をチーム内で話し合い、それでも悩む時は他の先生に相談したりしながら治療方針を決めるので、怖がらずに意見を出し合い、楽しく学べる&働ける環境だと思います。
膠原病の患者さんはステロイドで治療することが多いので、その副作用も多く、例えば糖尿病や高血圧、心不全、骨粗鬆症の治療なども学ぶことができます。内科医として診るべきことが学べるのも当科の良いところだなと日々感じます。

ずっとこの大学にいる私が言っても説得力はありませんが、他病院から来ても、そうだったっけ?と思うくらい、すぐに馴染める環境・雰囲気だと思うので、膠原病に興味のある方はもちろん、内科全般を診れるようになりたいという方はぜひ一度見学に来てください。

坂元 絢