ご挨拶

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教授/科長 佐浦 隆一

超高齢社会を迎えた現代において,健康寿命延伸のための障害の克服は社会全体の普遍的な課題であり,リハビリテーション医療に対するニーズは非常に高まっています。
このような社会的ニーズを受け,昭和29年5月1日に大阪医科大学にリハビリテーション医学教室が設置されました。
リハビリテーション医学(Rehabilitation Medicine)は運動・電気生理学的診断と運動療法や物理療法、装具療法などを用いて精神・運動機能 障がいの治療を行う物理医学(Physical Medicine)を起源とし、患者さんおよび障がいを負った方々の地域社会への復帰(リハビリテーション: Rehabilitation)を追求する専門領域です。リハビリテーション医学教室では、特に、急性期の「安静」と「運動」のリスクを正しく評価し、傷害や疾病の発症早期からチームアプローチの下に多くのマンパワーと「運動」という治療手段を積極的に投入することにより、廃用症候群の発症を予防し、治療対象となる方々を可能な限り「健康」にするというダイナミズムをもって臨床、教育、研究にあたっています。
これらの分野を総括し,医療チームを指導し,臨床や研究を行うリハビリテーションを専門とする実践的な人材の育成が本教室の使命であります。
大阪医科大学リハビリテーション医学教室は,他の医学分野との連携,創薬を踏まえた薬学分野との連携,ロボット開発を含めた工学分野との連携,社会的リハビテーション実践のための行政との連携などのさまざまな活動を通じて,世界のトップレベルのリハビリテーション医学・医療を地域にまで普及させて参ります。

 大阪医科大学 総合医学講座 リハビリテーション医学教室 教授
大阪医科大学附属病院リハビリテーション科 科長
佐浦 隆一