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教授あいさつ

MINAMI Toshiaki

チーム医療を実践し、
24時間断らない中央手術室を

教授南 敏明

2002年4月に大阪医科大学麻酔科学教室教授を拝命しました。現在、教授職以外に病院建築の実務責任者を10年間以上担当しています。そのため現在の専門分野を「麻酔科学」と「病院建築」にしています。
2027年に迎える大阪医科大学創立100周年の記念事業として、病院新本館の建築が、「超スマート医療を推進する大学病院」を基本方針に掲げスタートしています。 2016年3月、病院西側に「各手術室の主用途に応じた専門性だけではなく高い汎用性を両立する」コンセプトが盛り込まれた「中央手術棟」が竣工しました。中央手術棟は2階 集中治療室(16床)、 日帰り手術室(4室)、3階 中央手術室(16室、ハイブリッド手術室2室、バイオクリーン手術室2室、陰圧室1室を含む)、4階 胸部外科病棟、5階 消化器外科病棟などからなります。 TAVI(経カテーテル大動脈弁植え込み術)などのアンギオハイブリッド手術、CTハイブリッド手術やロボット手術など最新技術が導入され、良好な手術成績を上げています。 医師・看護師・薬剤師・臨床工学技士・中央材料室・物流・施設・事務によるチーム医療を実践し、24時間断らない中央手術室を運営しています。手術症例数も大幅に増加して、 2023年には年間12,934例の手術が施行され、そのうち7,296例が麻酔科管理症例で、非常に多くの症例を経験できます。

沿革

大阪医科薬科大学医学部麻酔科学教室は、故 兵頭正義教授によって1963年(昭和38年)に全国で11番目に設立されました。当初は手術室業務が中心でしたが、1966年(昭和41年)に痛みの治療を専門とするペインクリニックが、東京大学についで全国で2番目に開設されました。故 兵頭正義教授はペインクリニックの普及・発展に努力され、特に各種難治性疼痛の治療に、神経ブロック療法などの西洋医学だけではなく東洋医学を取り入れられました。
1995年(平成7年)には2代目麻酔科学教室教授に森秀麿先生が就任されました。
2002年(平成14年)には3代目麻酔科学教室教授に南敏明先生が就任され、臨床・研究・教育において改革を実行されています。

初代教授 兵頭正義教先生

2代目教授 森秀麿先生

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