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研究・プロジェクト

骨再生に関する研究

 骨欠損再生医療分野では、骨形成能を持つ未分化間葉系細胞を移植して骨を再生する細胞移植を主体とする方法、BMPなどの成長因子を生体に細胞に働きかけ臓器を形成する方法がある。われわれはチタン表面に様々な処理を施し、骨形成能を持つ骨形成チタンを用いた次世代型骨再生法の研究を,中部大学(松下富春教授、山口誠二助教)、九州大学(森 悦秀教授、住田知樹講師)、大阪冶金興業と行っている。

 当教室では、歯科インプラント埋入を安全に行うために歯槽骨の迅速組織診断法の開発に取り組んでいます
(特許第5320183号)。
これは、歯科インプラントを埋入する部位の余剰骨を、特殊セロテープを用い凍結非脱灰により骨質を診断する方法(川本法)です。 この手法により患者さんのインプラント埋入部位の骨組織を精緻に組織診断し、インプラントと周囲骨の結合期間の決定に役立てようとしています。
(大阪医科大学倫理委員会承認)

骨の採取方法

迅速組織非脱灰法によるインプラント周囲の歯槽骨の組織写真

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