外来診療

脳神経外科・脳血管内治療科

診療担当表

(令和4年8月20日更新)


(第1・3・5)
初診 脳外科一般
鰐渕 昌彦☆
高見 俊宏
古瀬 元雅
福村 匡央
脳外科一般
梶本 宜永
(1・2・3・5)
平松  亮
脳外科一般
鰐渕 昌彦☆
高見 俊宏
池田 直廉
脳外科一般
川端 信司
野々口 直助
亀田 雅博
矢木 亮吉
脳外科一般
高井 聡

☆ : 科長
*初診受付時間 午前8:30~午前11:00

【特殊・専門外来担当表】 予約制


(第1・3・5)
再診 脳腫瘍※1
脳卒中※2
顔面痙攣、
三叉神経痛

鰐渕 昌彦☆
脊髄疾患
高見 俊宏
脳腫瘍
古瀬 元雅
脳血管障害・脊髄疾患
福村 匡央
血管内治療
平松  亮
脳腫瘍※1
脳卒中※2
顔面痙攣、
三叉神経痛

鰐渕 昌彦☆
小児脳神経外科・水頭症
梶本 宜永
脊髄疾患
高見 俊宏
脳腫瘍・間脳下垂体腫瘍
池田 直廉
小畑 仁司 脳腫瘍
川端 信司
野々口 直助
小児脳神経外科・移行期医療
亀田 雅博
血管内治療、脳腫瘍
矢木 亮吉
脳外科一般
高井 聡

※1 神経膠腫(グリオーマ)、脳リンパ腫、頭蓋底腫瘍(髄膜腫、神経鞘腫)、 下垂体腫瘍(下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫、ラトケ嚢胞)
※2 脳動脈瘤クリッピング術、血行再建術

【再診・午後(予約制)】


(第1・3・5)
脳腫瘍
宮武 伸一
乳児頭蓋形状外来
亀田 雅博
脳腫瘍
宮武 伸一

*特殊・専門外来は、再診・予約患者のみとなっております。
*土曜日の医師は、交替制のため主治医の指定はできません。

外来予約に関して

  • 脳神経外科の外来診療は予約診察となりました。 3ヶ月先の診察日まで予約可能です。参考までに、待ち時間調査では、予約再診の患者さんの待ち時間は約30分でした。
  • 初めて受診される患者さん、緊急の患者さんは、いつでも予約外で診療いたします。
  • 救急の患者さんは、夜間、休日でも救急医療部を通じて診療いたします。(24時間対応)
  • 初めて受診される患者さんで、紹介状(診療情報提供書)を持って受診される場合、前もって病診連携室を通じてご予約いただきますと、予め受付、カルテ作成がおこなわれますので待ち時間が短縮されます。かかりつけの先生にご相談ください。
  • 紹介状(診療情報提供書)を持って受診される患者さんは、特定療養費(当院では2,625円消費税込み)が不要です。
  • 脳神経外科では、「かかりつけ医」を持っていただくことを原則としています。当科での治療を終えた患者さんを速やかに地域の医療機関に再度ご紹介できるように努めています。かかりつけ医の紹介もさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

特殊外来 頭蓋形状誘導ヘルメット療法(自由診療)

病的頭蓋変形がなく、位置的頭蓋変形症と診断された赤ちゃんを対象に、一定期間(当院では最大6か月)ヘルメット(ジャパンメディカルカンパニー製のQurumを用いています)を装着することにより、頭蓋の外からよりきれいな頭蓋形状を目指す治療法です。赤ちゃんの骨の柔らかさを利用した治療法になるので、ヘルメットをお考えであれば、生後6か月までに治療を開始することを推奨いたします。月曜午後(隔週)の乳児頭蓋形状外来(予約のみ)にて対応いたします。

「特殊外来 BNCT特定臨床研究外来」

当院では、再発した悪性神経膠腫を対象にホウ素中性子捕捉療法の特定臨床研究を行っています。ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は、ホウ素を取り込んだ腫瘍細胞に対して中性子が核反応を起こし腫瘍細胞を破壊する選択性のある放射線治療です。よってすでに脳に十分な線量の放射線治療を受けた患者さんでも治療対象にすることが出来る可能性があります。BNCTは頭頚部癌ではすでに保険診療が行われていますが、脳腫瘍はまだ保険適応となっていません。当院では、関西BNCT共同医療センターと共同して、再発した悪性神経膠腫の患者さんを対象にBNCTを行う特定臨床研究を行っています。ただし、臨床研究のため、研究に参加いただける基準があり、適格した患者さんしか参加いただくことが出来ません。特定臨床研究への参加方法は関西BNCT共同医療センターのホームページ(『標準治療後の再発悪性神経膠腫』特定臨床研究を希望される方へ| 関西BNCT共同医療センター (ompu.ac.jp))に記載しております。主治医の先生からのお申込みが必要となりますので、ご希望の方は主治医の先生とご相談下さい。

特殊外来 脳血管内外科

脳血管内治療を受けた方、これから脳血管内治療を受けてみようとする方を対象としています。通常の外来の限られた時間のなかでは十分説明できませんので、予約で時間を決めてお話しさせて頂いています。

脳血管内治療とは、足または腕の血管から細い管(カテーテル)を血管のなかに挿入し、そこから頸部や頭蓋内にまでカテーテルを誘導し、それを通じて血管の内側から脳動脈瘤や動静脈奇形を閉塞したり、血管を風船で広げたりする治療です。頭や頸部を切ったりする必要はありません。また足や手の血管を注射してカテーテルを血管の中に導入しますから、注射する部分の局所麻酔のみで手術できます。このように従来の脳神経外科の開頭手術に比べ、患者さまに対する侵襲、全身への影響はきわめて低い治療です。ただまだ発展途上の手術法であり、いろいろな条件でその安全性は変わってきます。

当脳神経外科では、"より患者さんに優しい治療を"をスローガンに日々診療を行っていますが、特に脳血管内治療のように患者さまには優しいが最先端の医療は充分なインフォームド・コンセントなしには行えません。また個々の患者さまの治療だけでなく、脳血管内治療という"優しい治療"を充分ご理解頂いて、普及していくことが我々の使命と考えています。このため通常の外来診療の合間ではなく、特別の時間枠の中で診療を行っています。