臨床研究協力へのお願い

「研究情報の公開(オプトアウト)」

通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い、実施します。なお臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入がなく、診療情報等の情報のみを用いる研究等については、国が定めた指針(「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」)に基づき、対象となる全員の方から個別に同意を得ることはしておりません。研究に関する情報を公開し、さらに拒否の機会を保障するようにしております。これを「オプトアウト」といいます。
現在、オプトアウトを行っている臨床研究は下記のとおりです。
研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている研究の担当者までお知らせください。

参加拒否の申し出について
ご自身の診療情報を研究に利用させて頂くことに対する問い合わせ、参加拒否を申し出たい場合は、下記の連絡先までお願いいたします(対象者の代理人からの申し出も受付いたします)。参加拒否の申し出をされた場合は、研究の対象から削除し、研究利用をいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、研究の対象から削除することができかねますので、予めご了承ください。

<問い合わせ窓口>
【研究機関】 〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
       大阪医科薬科大学 脳神経外科学教室
       科長・主任教授 鰐渕昌彦

問い合わせ、参加拒否の申し出先:
研究担当者(各臨床研究の「問い合わせ、参加拒否の申し出先」に記載)
連絡先 072-683-1221(代) 内線2362

【1】脳腫瘍 「膠芽腫病勢診断マーカーの開発」についての他施設共同研究
中枢神経系原発悪性リンパ腫腫瘍細胞および周辺組織におけるPD-L1の発現の解析
神経膠腫症例の全例調査 テーラメイド治療確立へ向けて
大阪医科大学脳神経外科・脳血管内治療科での髄膜腫の治療予後因子を明らかにする研究
再発膠芽腫患者の予後を検討するレトロスペクティブ調査
脳腫瘍全国統計調査と解析 (臓器がん登録調査)
悪性神経膠腫の細胞浸潤能に関与する遺伝子と予後マーカーとしての機能の検討
浸潤能に関与する遺伝子(Actin Alpha Cardiac Muscle 1 (ACTC1)など)の髄膜腫における発現の検討
高悪性度髄膜腫の病態解明と新規治療戦略の開発へ向けた体制の構築
【2】脳血管内治療
動脈硬化性の急性頭蓋内主幹動脈閉塞に対する血管内治療に関する後ろ向き登録調査
頚部内頚動脈狭窄症に対する血管内ステント留置術の治療成績と合併症についての検討
日本国内の脳神経血管内治療に関する登録研究4(Japanese Registry of Neuroendovascular Therapy 4 (JR-NET4))
急性期脳梗塞患者に対するアルテプラーゼ(rt-PA)静注療法および機械的血栓回収療法の治療成績と予後規定因子についての検討
破裂及び未破裂脳動脈瘤に対する血管内治療の有用性・安全性と合併症についての検討
Flow Diverterを用いた脳動脈瘤治療の効果と安全性に関する多施設共同登録研究
当院における脳・脊髄シャント疾患に対する血管内治療・直達手術の有用性・安全性と合併症についての検討
【3】脊髄脊椎疾患 脊髄手術データベース構築による脳神経外科における治療成績・予後因子を明らかにする多施設共同研究
頸椎人工椎間板の治療成績に関する多施設共同研究
【4】その他
一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業
(Japan Neurosurgical Database:JND)
- 我が国における脳神経外科医療の実態を明らかにする研究 -
非機能性下垂体腺腫に対する内視鏡的経鼻腫瘍摘出術術後出血に関する因子の検討
大阪医科大学脳神経外科・脳血管内治療科での神経血管圧迫症候群の治療予後因子を明らかにする研究
てんかん患者に対する抗てんかん薬の治療有用性と副作用についての検討
特発性正常圧水頭症に対するシャント術の認知機能障害の改善と維持効果の検討
開頭腫瘍摘出術を施行した脳腫瘍患者における認知機能と経過についての検討
VertebroBasilar Dolichoectasiaの自然歴および外科的治療の成績に関する多施設共同登録研究
小児脳神経外科疾患の実態調査:患者側因子と診断・治療・予後の特性に関する研究