沿革と歴史:7(研究) - history -
研究は、4テーマに大別し、健康管理センター、健診機関、大学保健管理センター、地域健康増進センター、福祉施設、医師会、京都大学、本学口腔外科学教室、皮膚科学教室、第一内科学教室、第二内科学教室、さらにハーバード大学公衆衛生大学院や、中国医科大学予防医学教室、世界保健機関(WHO)、ロンドン大学、国際協力機構(JICA)とも共同して行っている。
- 産業医学、環境中毒学:化学物質取り扱い作業者の健康管理。有害化学物質の代謝と毒性、測定方法。
- 地域保健、福祉および地域医療学:在宅高齢者の保健と福祉について、デイサービスセンター、老健施設、調剤薬局などの機能とあり方について、さらに在宅福祉を支えるホームヘルパーなどのマンパワーについての研究。
- 学校保健:健康診断結果と個人のフォローアップ、健康管理指標の作成。医科大学の学生の体格と体力について生活習慣との関係についての解析。
- 遺伝子破壊メダカによるバイオアッセイ
産業現場で使用される化学物質の有害性検索のためメダカを使った高感度にスクリーニングを可能にするバイオアッセイ系を樹立。
この中でも、吉田教授以来続けてきたフッ化物に関する研究は、特に健康管理を必要とする化合物も多く、また国際学会においてもその成果が高く評価されている。