沿革と歴史5

沿革と歴史:5(昭和55年~平成7年) - history -

昭和55年、吉田壽三郎退任に伴い吉田康久助教授が教授に就任、老年社会医学に加え、産業医学を重点とする環境衛生学、実験衛生学の研究発展に尽力し、教員・研究者が充実し学位取得者も多く輩出するようになった。

昭和57年、緒方昭助教授が福井医大環境保健学講座の初代教授として、河野公一(S47本学卒)・山本がそれぞれ助教授として赴任した。山本はその後、島根医大教授に就任した。

昭和61年、河野が助教授として帰任し、伊木雅之助手(S55奈良医大卒、現近畿大医学部教授)が福井医大助手に転出した。昭和63年、井上澄江(S59本学卒)が助手に採用された。

平成2年、総合研究棟完成に伴い教室は7階に移転、実験設備もさらに充実した。かねてより教室はフッ素化合物の代謝と毒性・取り扱い作業者の健康管理を研究テーマとし、吉田が国際フッ素学会のボードメンバーを務めていたこともあり、平成4年、京都で第19回国際フッ素学会を主催した。平成5年、渡辺美鈴助手(S46近畿大理工卒)が学内講師に昇任、土手友太郎(S61本学卒)が助手に採用された。

  • 吉田康久教授

    吉田康久教授
    (昭和55-平成8)

ページのトップへ戻る