「脳血管内治療」専門診療のご案内

脳卒中(クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞)を24時間体制で受け入れ、治療(開頭術、脳血管内治療、t-PA静注療法など)が迅速に行える体制が整備されています。
脳外科医と脳血管内治療医がチームとして治療にあたり、開頭術(顕微鏡下手術)または血管内手術(コイル塞栓術、ステント留置術、再開通療法など)を選択しています。血管内治療においては、当院はフローダイバーターステント(パイプライン)実施医療機関であり、現在までに85症例以上の治療実績がありより最新の血管内治療の提供ができます。また開頭術においてもハイブリット手術室を完備しておりより幅の広い対象疾患に対応が可能です。治療方針などお困りでありましたらいつでもご相談ください。

診療案内

研究案内

対象疾患

大阪医科薬科大学病院脳神経外科・脳血管内治療科では、治療困難な脳血管疾患も取り扱っています。ハイブリッド手術室および2台の血管内治療装置を駆使して、精緻かつ安全な手術を提供します。

  1. 未破裂脳動脈瘤
    未破裂脳動脈瘤
    未破裂脳動脈瘤
  2. 頚動脈狭窄症
    頚動脈狭窄症
  3. 脳動静脈奇形
    液体塞栓物質による塞栓術を行い、残存部は直達手術や放射線治療による集学的集学的治療を提供します。

    代表例:脳動静脈奇形
  4. 脳硬膜動静脈瘻
    海面静脈洞部、横静脈-S状静脈洞部、上司状静脈洞部、テント部、頭蓋頚椎移行部など、部位や病態に合わせてコイルや液状塞栓物質を用いた治療を検討致します。

    代表例:右海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻
  5. 急性期頭蓋内血管閉塞
    急性脳血管閉塞症例に対しては、24時間365日いつでも救急受け入れを行い、数名の血管内治療専門医、指導医が治療に対応致します。
    急性期頭蓋内血管閉塞

関連学会