採血室案内phlebotomy Station info

採血室受付時間



平日:午前7時30分〜午後4時50分
土曜日:午前7時30分〜午後12時40分
(土曜日は第1・3・5の病院開院日のみとなります)

受付時間について

・新型コロナ感染予防対策として受付時の混雑(密)を避けるため、受付順番券を廃止し、午前7時30分から随時受付をしております。採血は午前8時から開始いたします。なお、尿検査は受付後提出可能です。
皆様のご理解と、ご協力をお願いいたします。

ラテックスフリー製品の使用について

・ラテックスアレルギーの方にも安心して採血を受けていただけますように、当採血室では手袋、駆血バンド等にはラテックスの成分が含まれていない製品を使用しております。

採血の時の注意

・採血室にお越しいただく日時や薬・食事等に関しては、お渡ししております「中央採血室検査指示票」の記載に従ってください。

・以前、採血時に気分の悪くなったことのある方は申し出てください。

・アルコール消毒でかぶれたことのある方は申し出てください。刺激の弱い消毒液を使用させて頂きます。


・車いす用お手洗い、ベビーシート・ベビーチェア付きお手洗いをご利用の患者様は、ご案内致しますので中央採血室受付に申し出てください。

採血に伴う合併症について

採血は病状を把握するために必要な医療行為です。十分な知識に基づいた上で安全性の高い手技で行います。合併症の頻度は少なく、また軽度なものが多いとされています。しかしながら極まれに以下に示しますような合併症による健康被害を生じることがあるとされています。採血にはこのような合併症が伴うことをご理解下さい。

アレルギー
採血の時に使用する消毒液やスタッフの手袋(ラテックス)などでかゆみや発疹などのアレルギー症状が出ることがあります。
・アルコール:採血室では非アルコール性消毒液をご用意しておりますので、過去にアレルギー症状がみられた方は採血担当者にお申し出下さい。
・ラテックス:採血室でスタッフが使用している手袋や駆血帯の素材にはラテックスは含まれておりませんのでご安心下さい。

止血困難・皮下血腫(青あざ)
採血後に血がなかなか止まりにくいことや、皮下出血(青あざ)ができてしまうことがあります。穿刺後の止血が不十分な場合に起こります。
採血したところを充分に圧迫止血(5 分以上)してください。

採血当日は採血をした方の腕では重い荷物を持つことは控えてください。
血をサラサラにするお薬をお飲みの方やその他出血しやすい方はお申し出ください。止血をしっかりいたします。ただし圧迫止血も十分に行ってください。

神経損傷

採血後も手指へ拡がるような痛みやしびれなどが持続することがあります。
肘の血管の近くには、比較的太い神経が走っている場合があり、採血者はこれらの神経を誤って刺さないよう最大限の注意を払っています。
しかし神経と血管の位置関係は個人差が大きいため、ごくまれにこれらの神経に針が触れてしまう場合があります。頻度としては1万回〜10万回に1回程度起こると報告されています。
症状はまれに半年以上続くことがありますが、大部分は特別な治療をしなくても数日や数週間以内に改善します。
以上の理由からも肘部での採血が難しく、前腕や手の甲で採血を行った方が安全だと判断する場合がございます。どうぞご理解ください。

血管迷走神経反応
神経が興奮し急激に血圧が下がるため、めまい、気分不快感、意識消失などを引き起こすことがあります。心理的に緊張や不安が強いと起こりやすいとされています。
採血が初めての方、過去の採血でめまい、気分不快感、意識消失などを経験したことのある方は、必ず採血担当者にお申し出ください。安全なベッド上で採血を行います。
採血前、採血中、採血後にめまい、気分が悪いなど少しでも体調の変化を感じられた場合は、すぐにスタッフに申し出てください。早めに横になり安静にすることで早期の回復を図ることができます。

尿素呼気試験の時の注意

・尿素呼気試験はヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているかを調べる検査です。検査薬を服用し、そのお薬とピロリ菌が持つ酵素とが反応して発生した物質を測定しています。

・尿素呼気試験は、食後4時間以上経過しているほうが望ましいので、空腹で受けられるようにお願いします。食事をされますと胃粘膜が覆われてしまい、服用したお薬とピロリ菌の酵素が反応できにくくなり正しい検査結果が得られなくなってしまいます。

・胃潰瘍治療薬のPPI製剤やビスマス製剤、または抗生剤等のヘリコバクター・ピロリに対する静菌作用を有する薬剤の服用中や服用直後では偽陰性になる可能性があるため、除菌前及び除菌後の感染診断実施に当たっては、静菌作用を有する薬剤の服用中止後2週間以上経ってから検査して頂くようにお願いします。

・除菌判定については、除菌治療薬剤投与終了後4週間以降の時点で検査して頂くようにお願いします。

・検査で服用する薬剤が局所麻酔薬の影響で、気管へ誤嚥する恐れがあるため、胃内視鏡検査を受けられる場合は、尿素呼気試験を済ませた後に受けて頂くようにお願いします。

・尿素呼気検査前30分はおタバコを吸わないようにお願いします。呼気を材料として検査しますので、検査結果に影響をおよぼす可能性があります。

・呼気の採取には30分程度お時間が必要となります。お手洗いや急がれる用事は先に済
ませて頂きますようにお願いします。



モニター表示と採血室掲示中のポスター(クリックすると大きく表示されます)
          
 モニター画面(受付時間内) 車いす・ベビーカーご案内   採血室ご案内 

   
 採血に伴う合併症     正しい止血方法



大阪医科薬科大学病院 
中央検査部
大阪医科大学附属病院 中央検査部

〒569-8686
大阪府高槻市大学町2-7
TEL 072-683-1221
FAX 072-684-6335


造血器腫瘍遺伝子検査(JAK2/CALR)を院内で行っています。


患者の皆様にご協力頂いている研究紹介

針刺し事故等発生時の血液検査のお願い