教室(診療科)の概要・特徴

大阪医科薬科大学脳神経内科は1974年茂在敏司教授の着任により発足し,現在に至っています。地域の先生方と共に力を合わせて,地域医療に貢献し続けると共に,特定機能病院の特性を生かした入院診療(30床)と外来診療を行なっています。大学病院として特化した専門領域の診療,例えば神経変性疾患(パーキンソン病およびパーキンソン症候群,脊髄小脳変性症,アルツハイマー病,筋萎縮性側索硬化症など),脱髄疾患(多発性硬化症など),脊髄疾患(脊髄血管障害,脊髄炎,脊髄腫瘍など),末梢神経障害(ギラン・バレー症候群,遺伝性末梢神経障害,糖尿病性末梢神経障害など),重症筋無力症,筋疾患(多発筋炎,筋ジストロフィー症など)に加え地域医療と連携した脳卒中医療を行なっています。特殊検査としては筋神経生検による診断,神経伝導速度や針筋電図検査も充実しています。認知機能の評価として高次脳機能テスト(KohsIQ,MMSE,ADAS Jcog)と脳血流シンチグラフィー検査を組み合わせた総合評価システムを構築しています。

集合写真

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