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平成30年6月5日に開催されました総会にて大阪医科大学医師会の会長を拝命いたしました。これまで5年間、前会長の米田博先生のご指導もとで、副会長として多岐にわたる医師会活動の勉強をさせていただいておりましたが、会員510名(平成30年5月31日現在)を有する大阪医科大学医師会の会長に就任した今、その責任の重さを痛感しております。
大阪医科大学医師会は日本医師会、大阪府医師会傘下の勤務医部会第2ブロック(三島地区)に属しています。医師会の主な業務は医道の高揚、地域における医療・保健・福祉の推進、地域住民のための広報活動など様々です。日々進歩する最新の医学・医療を学ぶ機会の提供も重要な活動です。大阪医科大学医師会でもそのようなポリシーものと、これまで年2回の医師会会報の発刊、本学主催の学会への助成、北摂四医師会を中心とした医学会活動の充実化、その他の医師会との連携強化・意見交換、女性医師支援など様々な活動を展開してきました。また医師会では会員のための賠償責任保険制度、医師年金制度も非常に充実しており、その制度の利用も本学に勤務する医師に推奨してきております。
ただ近年、ご開業の先生とは立場が違う勤務医の中では、「医師会へ入会する価値」は薄れつつあるのではないかと考えておられる先生方が増えているように思えます。今後、大阪府医師会全体の56%の会員数を占める勤務医部会の中の大学医師会の存在意義、役割を再考し、明確化し、必要とされる大学医師会の在り方を模索し、大阪医科大学医師会の会員数増加、発展に寄与できるよう全力で取り組んで参りたいと考えております。
医師会長の任期中は、微力かもしれませんが、日本医師会、大阪府医師会の一員として、他の地区医師会との連携を益々密にしながら、大阪医科大学医師会活動の活性化に尽力して参る所存です。諸先生方のご指導、ご支援、ご協力をお願いできれば幸いです。
平成30年6月5日
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大阪医科薬科大学医師会
会長 森脇 真一 |
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2021年4月、大阪医科大学は大阪薬科大学と統合し新たに「大阪医科薬科大学医学部」となりました。
2021年6月28日に開催されました令和3年度大阪医科大学医師総会にて、当医師会名の変更の件が審議され、「大阪医科薬科大学医師会」に名称変更することが正式に決定いたしました。大阪医科大学医師会の誕生は1948年3月ですので、すでに73年が経過しています。「大阪医科大学医師会」という名称にまだまだ愛着のある会員の先生方も多いかと存じますが、新たな発展を目指す大学医師会の第一歩であるとしてご理解を賜れれば幸甚に存じます。
令和3年6月28日
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