幼児クラスのご案内
幼児クラスは、就学に向けて「ことばで伝える力をつける」「話を聞く力をつける」「お友だちとの遊びややり取りを楽しむ」見通しを持って活動に参加する姿勢を育てる」「机上で学習する姿勢を育てる」という内容の、年中・年長さんのための指導プログラムです。
年齢・目標別に8人程度のグループで指導します。1グループに対し2~3名の言語聴覚士が指導を行います。メインの指導者(指示を出す人)とサブの指導者(子どもの援助をする人)に分かれ、コミュニケーションの援助をしながら、就学に向けた学習・コミュニケーションの姿勢作りを目指します。
年齢・目標別に8人程度のグループで指導します。1グループに対し2~3名の言語聴覚士が指導を行います。メインの指導者(指示を出す人)とサブの指導者(子どもの援助をする人)に分かれ、コミュニケーションの援助をしながら、就学に向けた学習・コミュニケーションの姿勢作りを目指します。

年中、年長のお子さんの指導
指導目標 | 指導・援助の内容 | |
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年中の指導 | 【集団参加】 ★見通しを持って活動に参加する (不安の軽減・活動への集中) ★ことばで伝えることができる ★楽しんで活動に取り組む |
★写真や絵カード、文字などを使ってスケジュールを提示し、1つの課題が終わるごとにスケジュールが消えることを見せながら、活動の終わりを意識させる。 ★シール貼り・点つなぎ・工作・お絵かきなどの課題を使って、やり方を例示してから取り組ませることで、正しいやり方や気をつけるポイントを意識させる。 ★サブの指導者がことばでの伝え方のモデルを示すことで、「ことばで伝える方法」を意識させる。 ★メインの指導者が、子どものことばに応じることで、「伝えると聞いてもらえる」という意識を育て、「伝えよう」という意欲につなげる。 |
年長の指導 | 【集団参加】 ★見通しを持って活動に参加する (不安の軽減・活動への集中) ★してほしいこと・分からないことなどをことばで伝えることができる ★場面や表情の意味を考え、理解する ★ルールを意識しながらお友だちとかかわる 【学習の基礎力】 ★話を聞く力をつける ★文字に興味を持ち、読むことができる ★場面や表情の意味を考え、ことばで表現する ★鉛筆を使ってプリント課題に取り組むことができる |
★スケジュールを提示し、1つの課題が終わるごとにスケジュールが消えることを見せながら、次にする課題や活動の終わりを意識させる。 ★サブの指導者がことばでの伝え方のモデルを示すことで、「ことばで伝える方法」を意識させる。 ★メインの指導者が、子どものことばに応じることで、「伝えると聞いてもらえる」という意識を育て、「伝えよう」という意欲につなげる。 ★状況画をみながら、『何をしているか』を考えて文を構成する。また、表情画を参考に登場人物の『気持ち』を考える。 ★短いお話を聞いて出てきたことばを絵の中から選ぶという課題を通して、「お話を聞く」という姿勢を育てる。 ★1つのひらがなについて、『このひらがながつくことばは何か』を一緒に考えながら、読みへの興味を育てる。 ★迷路や簡単な模写などのプリント課題を通して、鉛筆を使って課題に取り組む姿勢を育てる。 ★「相手の顔を見ながら聞く」「ゲームでお友だちの順番の時はゲームのこまなどに触らない」など、集団活動の際のルールを事前に確認し、ルールを意識しながら取り組めるようにする。 |
その他 | 年長の指導では、保護者の方の勉強会がセットになっているクラスもあります。『ほめて育てる』という『ペアレント・トレーニング』の考え方を基本にしながら、実際の生活の中で『何をほめたらいいのか』『どうやってほめたらいいのか』『困ることをしたときにどう対応したらよいか』など、一緒に考えていきます。 |
評価や指導の日程及び料金 | ||
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初期評価 | 言語の理解・表現等の簡易検査 親御さんとの面談 (1時間程度) |
¥5,000 |
年長児 グループ指導 (保護者学習会付) |
週1回(1時間)×年間31回 | ¥130,000 |
その他 グループ指導 |
月2回(各1時間)×1年間(15回程度) | 約¥60,000 |
個別指導 | 月2回(各1時間)×1年間(15回程度) | 約¥75,000 |
面 談 | 1時間(予約制) 親御さんや、指導を受けているお子さんの 幼稚園・学校の先生のご相談 |
¥5,000 |
文 書 | 幼稚園や学校宛ての文書 | ¥5,000 |