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学習クラスのご案内

学習クラスでは、小学生を対象に、言語聴覚士が評価・指導・面談を行います。
評価では、読み書き・言語・算数などの課題となる内容について個別に評価を行い、つまずきの原因を探ります。また、評価結果とともに、援助の方法や家庭・学校での学習の進め方などについて文書にまとめ、保護者の方にお渡しいたします。 指導は、同じ学習目標をもつ2~4人程度のお子さんで、グループ指導を行います。
  苦手なところ 指導内容
言語 ・同年齢の子どもに比べてことばの数が少なく、言いたいことをうまく伝えられない

・質問からずれた答えになることがある

・一度にたくさん指示されると理解できず、忘れてしまう

・作文が苦手

・ポイントをしぼってお話を聴く練習

・用途や形で分類する練習(ことばの概念の形成)

・動作絵や4コママンガを見て短文を作る練習

・作った文章にあわせて質問-応答の練習

・文章読解の練習

読み書き

・特殊音(特殊音節)の読み書きに間違いが多い

・文字を書くのに時間がかかる

・漢字を読んだり書いたりすることに苦手意識が強い

*特殊音(特殊音節)とは、拗音(「ゃ・ゅ・ょ」のつく音)、促音(「っ」のつく音)、長音(「こうえん」のように伸ばす音)
のことです

・拗音・促音・長音のルールを整理し、それぞれを読んだり書いたりする練習

・漢字1文字ずつの形を分解する方法を練習し、読み・意味の確認

・熟語の読みの確認

(熟語の意味や他のことばの読み方から、読みを推測する練習)

算数

・順序数は言えるが、物を数えるのが苦手

・数をやりとりして計算することが難しい

・繰り上がり、繰り下がりのある計算が苦手

・計算はできるが、文章問題になるとつまずく

(何算になるかわからない、式がわからない)

・具体物を使った数の操作の練習

・具体的な数の操作と抽象的な数式を一致させる練習

・文章題の解決手順の練習

(質問のポイントが分かる、ことばと数量のイメージを結びつける、など)

代替え手段の
習得
(高学年~)

・文字を思い出したり書いたりすることが難しく、苦手意識が非常に強くなってしまった

・考えるスピードに「書字」がなかなかついていかず、長い文を書く際に不利になってしまう

(たくさん考えているのにスムーズに書けない)

・パソコン・タブレットの練習

(文字入力・文書作成・学習アプリの使い方の練習、など)

  
評価や指導の日程及び料金
初期評価
1時間
読み書き・言語の簡易検査
親御さんとの面談
¥5,000
読み書き検査
2時間
・読み書きの評価
・算数の評価
¥10,000
ことばの評価
2時間
知っていることばの数の評価
ことばや文の理解の評価  など
¥10,000
結果説明
1時間
「読み書き検査」「ことばの評価」の結果をお伝えし、文書をお渡しします。 ¥5,000
個別指導 週1回(1時間)×10回 ¥50,000
グループ指導 週1回(1時間)×10回 ¥40,000
面 談
1時間
親御さんや、指導を受けているお子さんの幼稚園・学校の先生のご相談 ¥5,000
文 書 幼稚園や学校宛ての文書 ¥5,000