在学生・修了生の声

看護学研究科修了生の声

 臨床看護師及び学生実習補助員として働くうちに看護教育の重要性を感じ、看護教員を志望して進学しました。講義では同級生とのディスカッションの機会が多く設けられており、様々な経験を持つ同級生を通して臨床看護での疑問や課題に触れ、自身の専門領域以外の知見を深めることが出来ました。また、研究過程において、様々な専門領域の先生方からアドバイスを頂くことで、研究者として多角的な視点を持つことの重要性を学ぶことが出来ました。この度得た学びを学生教育の場で活かしたいと考えています。
博士前期課程 教育研究コース
療養生活支援看護学領域 慢性看護学分野
西ケ峰 晴奈

 
 私は、介護施設における認知症看護や多職種連携への課題を解決したいと思い進学しました。講義では、課題発表やディスカッションにより、言語化する難しさや物事を俯瞰的に捉える必要性を学びました。また、他領域の院生とのグループワークも多く、大切な仲間との出会い、自身の看護観を見つめ直す機会を得ました。研究では、長年の臨床課題に対し、実践の根拠を導き出す手法を修得できました。今後はこの学びを基盤とし、介護施設における課題解決に取り組んでいきたいと考えています。
博士前期課程 高度実践コース
療養生活支援看護学領域 老年看護学分野
北野 美佐子
 

 私は、コロナ禍における訪問看護の臨床で、日常的に医療管理が必要な在宅療養者や高齢者に対して、確実なフィジカルアセスメントと臨床判断に基づく日常的な健康支援を行う必要性を感じ、進学しました。大学院でのレポート作成や実習、研究の過程は簡単ではありませんでしたが、2年間の学びを振り返ると、根拠を意識して取り組むことや俯瞰的思考、倫理観などが身についたと実感しています。今後も、大学院での学びを看護実践で活かすために日々努力していきたいと考えています。

博士前期課程 高度実践コース
地域家族支援看護学領域 プライマリケア看護学分野
平田 由紀
 


 私は、がん看護専門看護師、看護教員として実践、教育活動を積み重ねてきました。対象者(がん患者やご家族)をより深く理解するためには、研究を蓄積していく必要があると考え博士後期課程に進学をいたしました。博士後期課程では、指導教授の手厚い導きがあり知的好奇心を持ちながらがん看護の研究に取り組むことができ、ライフワークにつながる研究に出会うことができました。これまでの学びを糧に今後の、がん看護専門看護師、教員として歩んで参りたいと思います。

博士後期課程
療養生活支援看護学領域 がん看護学分野
橋本 理恵子
 
 私は、確かな研究能力と研究成果を還元する研究者としての資質を養い、また看護学教員としての教育力を高めたいと考え進学しました。多様な専門分野の先生方からの講義や研究指導は興味深く、また大学院生仲間とのディスカッションはとても楽しく貴重な時間であり、知見を深めるだけでなく、大切なご縁も頂きました。さらに、研究費を支援していただくなど充実した支援体制があり、学びをサポートしてくださった職員の方にも感謝しております。

博士後期課程
地域家族支援看護学領域 小児看護学分野
枝川 千鶴子