心臓カテーテル部門

狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患は近年わが国でその数が増えており、現在当科においても入院患者の半数以上が冠動脈疾患です。

心臓カテーテル部門では、冠動脈疾患をはじめとした様々な疾患のカテーテルを用いた検査・治療を行っています。最新の知識や情報に基づいて、患者様の予後を第一に考えた最善の医療を提供するよう診療にあたっています。

冠動脈疾患は生命予後に大きく関わる疾患であり、その検査や治療の発達は著しいものがあります。 冠動脈治療については、従来からある風船治療（バルーンによる拡張）に加え、ローテーショナルアテレクトミー（高速のドリル）、ステント（網目状の金属の筒）の植え込み、薬剤付きステントの植え込みなどがあり、当院においても良好な成績を収めています。

研修医師の方へ

心臓カテーテル検査・治療は、現在最も求められている医療の一つです。知識と手技がともに必要で、即時の判断力も必要になります。当科の研修では多くの症例でそのマネジメントを学んでもらうとともに、希望者には上級医の指導のもとに検査や治療を経験して頂くことができます。
心臓カテーテル室は、医師、医学生の方は原則常時見学可です。興味のある方は是非気軽にご連絡下さい。

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