大阪医科薬科大学内科学IV教室

教室紹介と沿革

 大阪医科薬科大学内科学IV講座は2017年4月に新たに開設された講座で、附属病院のなかでは診療部門として、脳神経内科とリウマチ膠原病内科を担当しています。

 脳神経内科とリウマチ膠原病内科は、もともと大阪医科薬科大学開設当初に開設した内科学I講座に含まれ、診療科の再編成に伴い独立し、新たな講座としてスタートしました。これまで脳神経内科においては茂在敏司教授・木村文治教授、リウマチ膠原病内科においては槇野茂樹教授の指導の下、神経疾患やリウマチ性疾患の診療・研究にあたってきました。当講座は、この伝統を継承するとともに、難治性病態の克服をキーワードに基礎から臨床まで様々な研究に取り組んでいます。また、慢性かつ難治性な疾患が多いことから、近隣の診療所・病院との連携を重視し地域医療の充実を図るとともに、患者さんの目線での診療に心がけています。さらに新たな基礎研究や臨床研究に積極的に取り組むことで、明日の医療を目指し活動しています。

 内科学IV講座は、若手医師・研究者の育成にも力を入れています。定期的な診療および研究カンファレンスが行われ、若手医師・研究者の学会・研究会への参加も積極的に進め、専門医・学位の取得を目指しています。我々は共に力を合わせて新たな伝統を作り上げていく仲間を広く募集しています。

医局会

 内科学IV教室では、毎週月曜日の17時から医局会をしています。 医局会では、①臨床実習中の学生による症例のプレゼンテーション、②内科IVセミナーと題して、スタッフの先生による疾患のレクチャーや取り組んでいる研究内容紹介、 ③外部から講師の先生をお招きした勉強会などを開催してます。

カンファレンス

 脳神経内科は火曜日の夕方、リウマチ膠原病内科は水曜日の夕方に症例カンファレンスをしています。 新入院患者はもちろん、診断の難しい症例や難治例など、全員で協議検討することにより、より洗練されたチーム医療を患者さんに届ける仕組みを構築しております。 また、この症例カンファレンスには、病棟実習中の学生にも参加していただき、実臨床を体感するとともにとともに、実際の症例から幅広い知識を学ぶことになります。

リサーチミーティング

 月に1回、月曜日の医局会の後に行っております。 研究の進捗状況を皆で確認し、研究がより良い方向に進むための取り組みです。 大学院生には、その場で研究経験と実績が豊富な先輩医師からアドバイスを受けることで、研究内容がブラッシュアップされます。 また、進捗状況を皆で確認することにより、大学院在学中に論文を仕上げ、きちんと学位を取得しキャリアアップに繋げられる体制を構築しております。

教室風景

内科学IV講座集合写真

リサーチミーティング(月曜会)

脳神経内科でのカンファレンス

脳神経内科でのカンファレンス

リウマチ膠原病内科でのカンファレンス

リウマチ膠原病内科でのカンファレンス