⼈に恵まれ、⽀えられた6年間。
最後は全員で国家試験合格へ。

医学部 第6学年藤井 翔太 さん

大学受験はどのように乗り越えましたか?
私は浪人をしたのですが、人生で最も過酷な時間でした。しかしその経験を通じ、目標に向かって「全力で努力すること」の尊さを学びました。医学部受験を乗り越えた人々は、皆この厳しい壁を乗り越えてきたのだと感じます。当時は多くの失敗や後悔もありましたが、今ではそれら全てが貴重な糧となっています。私が最も大切にしていたのは「今日だけ頑張る、を毎日繰り返す」という姿勢です。目の前の一日に集中し、それを積み重ねた結果、いつの間にか合格基準に達することができました。
6年次の院外実習では、
どのような学びがありましたか?
院外実習では、市中病院や精神科クリニックに行かせていただき、大学病院とは異なる現場の空気感や疾患にふれる中で、自身の知識や姿勢が試される貴重な経験を積みました。大学の看板を背負っているというプレッシャーを感じながら、全ての診療科に本気で挑み、より多くの知識を吸収できるように努めてきました。その一方で、大学病院では許された処置を任せてもらえないこともあり、自身の未熟さを痛感し、信頼してもらうためにはもっと努力しなければと決意を新たにしました。
医師国家試験に向けては、
どのように取り組まれていますか?
6年次になると割り当てられる勉強部屋の友人と朝の9時半に集合し、試験勉強に励んでいます。グループで学習する最大の利点は、問題を出し合うことで自分一人では見落としていた「抜け」に気付けること。先輩からも「出し合った問題が本番で出た」という声をよく聞きます。また、月曜はメジャー科目、火曜はマイナー科目と交互に満遍なくこなすようにしています。時折、先生が勉強部屋へ様子を見にきてくださることも励みになっています。本学の特徴である「助け合い」の精神で全員合格を掴み取りたいです。
6年間学んで感じる、大阪医科薬科大学の
魅力はどこでしょうか?
この大学の最大の魅力は「人」にあります。先生や職員の方々との距離が近く、学生の主体性を尊重する文化が息づいています。オープンキャンパスの運営を学生に一任されるなど、自ら考え行動する機会が豊富でした。また、熱意がある学生には先生方も真摯に応え、時には厳しくも愛のある指導をしてくださる環境が、私には合っていました。勉強に遅れが出そうな仲間がいれば、クラスメイトの誰かが必ず手を差し伸べます。自分次第で望む経験ができる自由度があり、それを周囲が支えてくれる大学です。

学びのステップ

12 年次
医学部に入れて「うれしい!楽しい!」という気持ちが強かったです。特に入学後すぐの早期体験実習では、病棟を見て回ることができ、「医学部に入学したんだ!」という喜びをひしひしと噛み締めました。一方で、浪人時代の苦い経験があったため、大学では絶対に試験を落とさないようにと、1年次から気を引き締めて勉強していました。
34 年次
3・4年次は部活で幹部を務める機会が多く、私も自転車部の主将とグリー部で指揮者を任されました。一方で、より専門的な医学の学びが始まり、6年間で最も多忙を極めた時期でした。ただ、部活と勉強の両立に取り組んだことは、自身のキャパシティを広げ、人間的にも成長できた貴重な経験でした。
5 年次現在
病院実習がスタートし、患者さんと多く関わる中で、自分の未熟さや知識のなさを痛感することが多くありました。その悔しさを胸に、卒業試験を乗り越え、現在は国家試験に向けて勉強を続けています。また、5・6年次は学生棟の中でも上級生になるので、後輩たちの模範となれるよう振る舞うことも心がけてきました。
将来の目標
将来は、消化器外科を志望しています。「絶対に逃げない」を信念に、浪人時代の苦労を糧として、あえて困難な道を選び技術の研鑽に励むつもりです。医師である父の「自分の親だと思って診ろ」という教えを胸に、患者さんの人生に最後まで寄り添い、一人でも多くの命を救うことができる外科医を目指します。