学会概要

学会発足のごあいさつ

近年、光学系の技術革新により、蛍光色素を用いたphotodynamic diagnosis(PDD)、photodynamic therapy(PDT)が再び注目を集めています。
新たな色素も開発されており、今後の展開が大いに期待されるところです。このような状況を鑑み、脳神経外科的疾患における診断と治療についての、蛍光色素全般を対象にした全国的な情報交換の場が必要と思っています。
現在は、脳腫瘍手術中のaminolevulinic acidを用いたphotodynamic diagnosisを中心に行なわれていますが、他にも多くの色素がございますし、術中血管撮影やphotodynamic therapyなども検討されつつあります。興味を有する脳神経外科医が集って、蛍光色素の臨床応用に関して皆が知識・知見を共有できるような会にしたいと思います 。

学会事務局 黒岩敏彦