成人市中肺炎診療の基本的考え方

はじめに



○市中肺炎の診断基準

○重症度の判定は?(オリジナルの表JavaScript

○入院治療か?外来治療か?

外来治療の目安:軽症肺炎または中等症肺炎で脱水を伴わないもの
入院治療の目安:重症肺炎または中等症肺炎で脱水を伴うもの
ICU管理の目安:重症肺炎のうちショック状態にあるものまたは生命が危ぶまれるもの

○抗菌薬の投与経路は、経口か?注射薬か?

経口投与:軽症肺炎または中等症肺炎で脱水を伴わないもの
経静脈投与:重症肺炎または中等症肺炎で脱水を伴うもの



○原因菌不明の場合は?

1.特殊病態下のエンピリック治療

2.軽症・中等症肺炎の初期治療

細菌性肺炎と非定型性肺炎の鑑別 (オリジナルの表JavaScript

3.重症肺炎の初期治療

○原因菌判明時の抗菌薬の選択は?

原因菌と重症度からの抗菌薬の選択

○抗菌薬効果判定指針

3日後、7日後での判定が標準。非定型肺炎、重症肺炎の場合は14日後までを限度として判定する。


特殊病態下のエンピリック治療を原因菌不明のところに入れたのが原著を改変したところです。
検査のこと、抗菌薬無効時の考え方などは原著を参考にしてください。
なおこのページおよび付属するスクリプトは今のところ転載不可とします。

後藤 功(in1016@poh.osaka-med.ac.jp)


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