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治療経過

 7月21日入院後、喘息発作に対してテオフィリンの内服、β刺激剤の内服(メプチン)と吸入(ベロテック)が行われた。

 炎症性疾患の可能性も考え8月1日よりCTM2gx2/dayx7days ->さらに8月5日よりフロリードF1Ax2/day、アンコチル12tab/day.p.o.の投与(8月13日まで)が行われた。しかし発作、好酸球増多は改善はみられなかった。

 オクタロニー法による沈降抗体反応にて犬フィラリアに強く反応したため、8月13日よりスパトニン(Diethylcarbamazire)投与を開始した。これにより喘息発作、末梢血好酸球増多は改善した。