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30才インド人男性、主訴:夜間の喀痰を伴う咳嗽発作

家族歴:父と妹に好酸球増多、既往歴:8才薬剤性肝炎、18才ウィルス性肝炎

生活歴:インドニューデリー生まれ、美術大学の講師、喫煙20本/日x20年

現病歴:入国前の検査では異常なし。1985年10月、来日す。

1986年1月、腹部不快感で近医受診し、好酸球増多を指摘された。

同年3月以降、夜間の喀痰を伴う咳嗽発作、全身倦怠感が度々出現した。

1986年7月、精査のために当科へ入院した。

現症:身長167cm、体重84kg。呼吸音両側で呼気終末に高調性連続性ラ音、肝脾リンパ節腫大無し