研究課題名:
心臓MRIで評価される心筋組織の性状・心機能と各種臨床検査の関連
心臓MRIは心疾患の診断に広く使用されている方法ですが、T1,T2,T2* mapping,造影検査などと呼ばれる撮像方法を組み合わせることによって局所の心筋の組織性状評価や、さらに、Q/4D flowを用いることにより血流解析が可能となります。また、心筋の壁運動異常はストレイン法を用いればさらに詳しい左室局所壁運動がわかるとされています。本研究では、それらの方法が心疾患の診断に有用であるかどうかを評価します。
本研究は、心臓MRI検査を受けられた患者様のデータをコンピューター上で画像解析を加えさせていただいて、この画像解析が診断や治療効果の判定に役立つのかについて検討することです。
2010年以降、心臓MRIの検査をうけられた患者様
通常の検査から得られた画像より、コンピューター上で、画像解析を加えます。それらと臨床検査と比較検討を行います。
※ご自身の既存試料・情報を研究に使用させて頂くことに対して同意頂けない場合は、下記の申し出先までご連絡ください。申出された場合は、当該研究への利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、データを研究結果から削除することができかねますので、予めご了承ください。
※対象者の方の申し出により、他の対象者の方の個人情報保護や当該臨床研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、当該臨床研究計画及び当該臨床研究の方法に関する資料を入手又は閲覧できます。
※本研究にて取得しました試料・情報は、当該研究に関わる者と個人情報の管理者(森田 英晃)が利用いたします。
倫理委員会承認後~2026年9月30日
あなたの診断、治療内容、検査結果などが、この調査のために利用され、また個人を特定できない形で集計されます。その結果が学会、医学誌などに公表されることがありますが、あなたのプライバシーは厳しく守られますので、ご安心ください。
循環器内科 神崎 裕美子
本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保していることを社会に適切に説明するため、本研究は、本学の利益相反マネジメント規程に則して、実施されております。
この研究は奨学寄付金または科研費によって行われ、研究により、当院、他機関、当職員、および患者さまが金銭的利益を得ることはありません。
研究責任者 | 循環器内科 医長 | 神﨑 裕美子 |
研究分担者 | 循環器内科 医長 | 伊藤 隆英 |
循環器内科 医長 | 森田 英晃 | |
三島南病院 特務講師 | 渡辺 智彦 |
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科薬科大学病院
循環器内科
担当:神崎 裕美子
TEL 072-683-1221(代表) 内線 6438
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