研究課題名:

カテーテルアブレーション症例全例登録プロジェクト(J-ABレジストリ)

研究の意義

本プロジェクトによる研究成果は、医療従事者に対する有用なデータとなるのみならず、患者・行政・司法に対しても有用な情報となります。

研究の目的

日本におけるカテーテルアブレーションの現状を把握することにより、アブレーションの不整脈診療における有効性・有益性・安全性を明らかにすることです。

研究の対象

2017年11月~2020年3月の間に、不整脈で入院しカテーテルアブレーションを受けた方です。

研究の方法

登録開始より1年後あるいは死亡までを追跡期間として、組み入れられた被験者のカテーテルアブレーションの実施状況(アブレーション件数、診断名、実施施設数、術者数、合併症等)について、頻度または記述統計量を算出し、カテーテルアブレーションの不整脈診療における有効性・有益性・安全性およびリスクを明らかにします。本研究は被験者の治療過程で得られる情報を整理、統合して構築する二次資料を用いるものであり、既存資料の利用にとどまり、被験者に身体的リスクを与えるものではありません。
ご自身の情報を研究に使用させて頂くことに対して同意頂けない場合は、下記の申し出先までご連絡ください(代諾者からの申し出も受付いたします)。申出された場合は、当該研究への利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、データを研究結果から削除することができかねますので、予めご了承ください。
対象者の方(代諾者)の申し出により、他の対象者の方の個人情報保護や当該臨床研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、当該臨床研究計画及び当該臨床研究の方法に関する資料を入手又は閲覧できます。
本研究にて取得しました情報は、当該研究に関わる者と個人情報の管理者が利用いたします。

研究期間

2017年11月6日~2025年3月31日

個人情報の内容およびその利用目的、開示等の求めに応じる手続き

利用する個人情報は、診断名、年齢、性別、入院日・退院日、既往歴、アブレーションの方法と治療結果などの診療関連検査結果であり、本人を識別する氏名、イニシャル、生年月日等は使用しません。(個人情報保護の観点より匿名化の後でデータ集計を行うことで、個人情報の取り扱いに細心の注意を払います。)また、個人情報の利用は当院の研究担当者に限られています。また、当該被験者より個人情報の開示の求めがあった場合は、すみやかに開示を行います。

個人情報の取り扱いに関する相談窓口

大阪医科薬科大学病院 循環器内科
担当:宮村 昌利

利益相反について

本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保、または確保していることを社会に適切に説明する必要があります。本研究は、本学の規程に基づき、研究者が大阪医科薬科大学利益相反委員会に必要事項を申請し利益相反についての審査を受けた上で、実施されております。
本研究に要する経費は、一般社団法人日本不整脈心電学会との共同研究費で負担となり, 利益相反はありません。

研究者名

  所 属 氏 名
研究責任者 循環器内科 星賀 正明
主任研究者 循環器内科 宮村 昌利
分担研究者 小児科 尾崎 智康

問い合わせ、参加拒否の申し出先

〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科薬科大学病院
循環器内科
担当:宮村昌利
TEL 072-683-1221(代表) 内線 6510

 

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