研究課題名:

 循環器疾患・腎臓疾患・高血圧性疾患の症例における、治療前後の診療関連パラメーターの変化についての検討

研究の意義

循環器内科と腎臓内科では、循環器疾患・腎臓疾患・高血圧性疾患の症例に対して治療を行っています。日常診療において、心拍数、血圧などのバイタルサイン、身体診察所見、一般血液検査、一般レントゲン撮影、心電図、超音波検査などを行うことによって、治療方針の決定や、治療効果の判定を行っています。本研究の意義は、治療前後の身体診察所見、一般血液検査、一般レントゲン撮影、心電図、超音波検査などの診療関連検査結果を比較検討し、検証することで、早期診断や新たな予後予測の可能性を探索することです。

研究の目的

循環器疾患・腎臓疾患・高血圧性疾患の患者様に対する治療前後の身体診察所見、一般血液検査、一般レントゲン撮影、心電図、超音波検査などの診療関連検査結果の経時的な解析を行うことにより、早期診断や予後予測につながる所見が得られないかどうかについて検討します。

研究の方法

診療録から患者様の自覚症状、身体診察所見、一般血液検査所見などの情報を抽出して集計を行います。また、現在保管されている一般レントゲン写真、心電図、心エコー検査データを使用します。研究の対象とならないことを希望される際には、当施設に連絡していただければ対象情報を削除させていただきます。

研究の対象

循環器疾患・腎臓疾患・高血圧性疾患の患者様

研究期間

倫理委員会承認後から2025年3月31日

個人情報の取扱い

利用する個人情報は、自覚症状、身体診察所見、一般血液検査、一般レントゲン撮影、心電図、超音波検査などの診療関連検査結果であり、本人を識別する氏名、イニシャル、生年月日等は使用しません。(個人情報保護の観点より匿名化の後でデータ集計を行うことで、個人情報の取り扱いに細心の注意を払います。)また、個人情報の利用は当院の研究担当者に限られています。

利益相反について

本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保、または確保していることを社会に適切に説明するため、本学では、利益相反に対する基本的な考え方を「大阪医科薬科大学の研究に関する利益相反ポリシー」として定め、研究の実施やその情報の普及・提供が適正になされているかどうかを客観的に判断し評価する仕組みとして研究に係る利益相反マネジメントを導入しております。

本研究の主たる資金源は「循環器内科研究費」となり, 利益相反はありません。

当該マネジメントの結果、本研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。

研究者名

研究責任者 内科学Ⅲ 宮村 昌利
研究分担者 内科学Ⅲ 伊藤 隆英
内科学Ⅲ 神﨑 裕美子
内科学Ⅲ 森田 英晃
内科学Ⅲ 藤田 修一
内科学Ⅲ 坂根 和志

ご意見・問い合わせ

〒569-8686
大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科薬科大学病院 循環器内科
TEL 072-683-1221(代表) 内線 6510(宮村 昌利)

 

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