<PS(PERFORMANCE STATUS)>
患者の全身状態を評価するための指標。 Karnoffsky の score による評価も用いられるが、日本肺癌学会では ECOGの5段階評価を採用している。この分類は日常診療において簡便で使いやすい。
PS(performance status)
0 無症状、日常生活に制限なく発病前と同様に活動できる。
1 軽度の症状があり、肉体労働の制限を受けるが歩行、軽労働、
座作業はできる。例えば軽い家事、事務作業など。
2 歩行、身辺のことはできるが、時に少し介助の必要なこともある。
軽労働はできないが日中の50%以上は起座している。
3 身の回りのある程度のことはできるがしばしば介助が必要で
日中の50%ぐらいは就床している。
4 身の回りのこともできずに常に介助が必要で終日臥床している。